ネットスーパーの仕事と言えば、どんなイメージが浮かびますか?
「接客がないから楽そうだ」、「クレームが多くて大変そう」といったことでしょうか。
ただ実際は、予想と違いかなりのプレッシャーに晒されます。
早速、現場スタッフから教えていただいた詳細な仕事内容を紹介していきます。
ネットスーパーの仕事の流れ
仕事の流れとしては、以下のようになります。
注文伝票を印刷⇒伝票に記載された商品を売り場から集める⇒集めた商品を検品⇒梱包
⇒配送スタッフに渡す
一見、誰でもできそうな簡単な仕事のように見えますが、意外と奥が深い仕事です。
早速、詳しく解説していきます。
接客もあり?
ネットスーパーの仕事は「接客がない」と思いますよね?
ところが実際は、電話対応が必要になるのです。
ネットスーパーは食品を扱っているため、野菜が傷んでいたり、品切れでなかったりということも頻繁に起こります。その際、商品の交換や代替商品の案内を電話で行います。
「注文した商品と違う!」「商品が傷んでいるじゃないか!」といったクレームも多いので、接客が嫌だからネットスーパーに応募しようという考えは禁物です。
重いものは持つ?
ネットスーパーの仕事をする上で最も気になる点の一つが、重いものについてでしょう。
はっきり言ってしまえば、重いものは頻繁に扱います。具体的には、2ℓ✕6本入りペットボトル1箱や10kgの米をいつも持たなければなりません。腰痛持ちの人は要注意です。
きついこと
最もきついことは時間に追われることです。トラックの配送時間が決まっているので、それまでに準備しなければなりません。現場の方曰く、慣れていないとかなり焦ってしまうくらいだそうです。
もちろん、正確性も求められます。焦れば焦るほど、ピッキングミスも起こりやすいですが、「頼んだ商品と違う」ということになれば、購入者さんからクレームの電話がかかってきます。後で上司から怒られ、嫌な思いをするでしょう。
時間までに終わらせないといけない上、絶対にミスは許されないのでプレッシャーが半端ないです。
ネットスーパーの仕事に向いている人
早く正確に作業をこなすのが得意な人に向いている仕事です。
もしあなたがこの仕事に向いているかどうかわからない場合は、学生時代から振り返って自己分析してみてください。例えば、板書したり、着替えたりするのが遅かった人や、ケアレスミスの多かった人は向いていません。ちなみに、私自身は絶対に向いていないと思いました。
昔アパレルバイトで他店舗に商品を発想する作業をしたのですが、それが正にネットスーパーと同じような仕事でした。時間がかかる上、毎回必ず何らかしらのミスを犯して店長から注意を受けていたものです。
また、電話対応も必要になるので、コミュニケーション能力に自信のない人も止めておいた方がいいです。
まとめ
ネットスーパーの仕事は、ネット検索で調べても詳しい情報がなかったので、なかなかイメージがつきにくかったはずです。
「気楽にできそう」と考えていたなら、期待を裏切られたのではないでしょうか。簡単な仕事なのは事実ですが、決して楽ではありません。
応募を迷っている方はもちろん、既に決断した方も、もう一度じっくり検討し直す機会にしていただければ幸いです。
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