数あるバイトの中で最も楽な職種、それがポスティングだ!これまで10年間のフリーター人生で7種類のバイトを経験・挫折を経てきた私がたどり着いた結論だ。
ただし、それは「楽な会社」を選んだ上での話。ひとたび最初の選択を誤ってしまおうものなら、瞬く間に低賃金・重労働のブラックバイトへの道まっしぐらである。
実際私も『指定時間出勤&交通費支給なし&低報酬(1枚1円)&罰金あり 』という悪条件の職場を経験している。これなら普通にバイトした方が断然マシだ。
そんな悲惨な事態を回避するために最も重要なのが最初の面接。以下の事項は必ず確認しておく必要がある。
[aside type=”sky”]- 直行直帰できるか?
- 好きな時間に配れるか?
- 仕事内容は?
- 作業ノルマは?
- 罰金はあるか?
- 1枚当たりの報酬は?
- 自宅近くで配れるか?
早速、詳しく説明しておこう。
直行直帰できるか?
勤務先によってはチラシが自宅に届かず、勤務のたびにいちいち自宅と事務所を往復することを強いられる場合がある。時間とエネルギーのロスであり、加えて電車やバスを使わないといけない(交通費も支給されない)となれば金銭面でも大きな痛手だ。
挙句の果てに「~時までに出勤せよ」と言われたら最悪!これなら、普通にバイトしていたほうが安定した給料(+交通費)をもらえるだけはるかにマシだ。
好きな時間に配れるか?
ポスティングできるのは「午前中のみ」「午後のみ」のように指定され、短時間の範囲でしか活動できないのはきつい。
この仕事の醍醐味は気が向いたときに配れることだ。せめて「朝9時~夕方5時」くらいの範囲で配れる会社を選びたい。
仕事内容は?
ポスティングの求人募集で、「1枚15円」のようにやたら報酬がよいのを見かける。しかしよく見ると、配るのはチラシでなくDMだったりする。
それはそうだ。DMは郵便と同じように指定された住所に配らなくてはならず、チラシのようにランダムでばらまくわけにはいかないので1枚15円では少ないくらいだ。
他にも、チラシを一枚一枚自分の手で折ってから配らないといけないところもある。これでは効率が悪いし大量の時間ロスである。
このように仕事内容を確認しないと痛い目に遭う。面接の際は、面倒な作業がないかよく確認しておきたい。
作業ノルマは?
月間2000枚のように作業ノルマを課される企業もある。毎月こんなノルマを課され続けたらプレッシャーになって気楽にできない。
マイペースで取り組みたいなら、ノルマの有無も必ずチェックしよう。
罰金はあるか?
職場によっては、「ポスティング禁止宅に配ったら1万円」「エリア外の家に配ったら5000円」「1件でも配り忘れたら3000円」など罰金を課される場合もある。
少しミスしただけで、せっかく稼いだ報酬を丸ごと持っていかれたらたまったものではない。下手したら、罰金がこれまで稼いだ総報酬を上回り赤字になってしまう可能性もゼロではない。こんな罰金を取られるくらいなら、首切られたほうがよっぽどマシだ。
毎日ミスに怯えながら配っていたら作業がはかどらないばかりか、成果も全然上がらない。こんなブラック企業、絶対選んではダメだ。
1枚当たりの報酬は?
「1枚1円」のようなあまりに単価が安いのも考えものである。いくら楽な仕事と言っても雀の涙ほどしか稼げないのでは、モチベーションが保てなくなってくるだろう。
最低でも戸建て「1枚5円」、マンション・アパート「1枚2円」くらいは欲しいところだ。
自宅近くで配れるか?
自宅から離れたエリアを担当するのも避けたいところ。自宅と現場の往復時間をロスするのはもちろん、交通費も自己負担となればお金も失われる。
理想的には、自宅から現場まで徒歩5分圏内のところを選びたい。
まとめ
最後に、「会社選び」のチェックリストをもう一度おさらいしよう。
[aside type=”sky”]- 直行直帰できるか?
- 好きな時間に配れるか?
- 仕事内容は?
- 作業ノルマは?
- 罰金はあるか?
- 1枚当たりの報酬は?
- 自宅近くで配れるか?
ポスティングの醍醐味は「楽」なこと。これが失われてしまったら、ポスティングをやる価値はない。だからこそ、ここで述べた「条件」を初めにしっかり確認し、快活な環境を提供してくれる会社を選ぶことが重要だ。
コメント