ポスティングの時給換算はいくら?コンビニバイトより稼げる?

ポスティングは楽な仕事だが、1枚ナンボの歩合制だからあまり稼げないのでは?「稼ぎたいなら普通にバイトすべき」と考える人も多いのではないだろうか?
そこでポスティングの時給はぶっちゃけいくらなのか?現役配布員の私がこっそり教えよう。
ポスティングの時給換算はいくら?
ポスティングの時給換算はいくら?コンビニより稼げる?
結論から言うと、時給換算でコンビニバイトを超えるのは厳しい。ただ、配布技術や条件次第では可能だ。
例えば、ポスティング報酬額が1枚5円、コンビニの時給が1,013円(東京都の最低賃金)の場合、1時間平均 180枚( 900円)も配ればコンビニを上回る。
「え?ポスティング900円、コンビニ1013円なら、全然上回ってないじゃん!」と思った人。
甘い‼︎
実は大きな「あや」があるのだ。
ポスティングの時給がコンビニバイトより稼げる理由
ポスティング:時給900円 vs コンビニ:時給1,013円
表面上ではコンビニが勝っているように見える。
しかし、通勤時間や制服に着替える時間を含めたらどうなるだろうか?
どんなに近いバイト先でも、最低20分前には家を出る必要があるはずだ。もちろん、その間の給料は0。帰りも同様。つまり、合計で 40分のロスが発生するわけだ。
一方、ポスティングは自宅近辺を配ることさえできれば、発生するロスは開始・終業報告、チラシをリュックに詰め込む程度。せいぜい5、6分くらいだ。
このロスした時間も考慮し、4時間働いた場合で計算してみよう。すると、
コンビニ⇒時給 868円
ポスティング⇒時給 878円
なんと、ポスティングが逆転!
もちろんポスティングで時給900円を安定的に稼ぐのは容易でないが、コンビニバイトの「キツさ」を考えれば決して悪い額ではない。
「時間にルーズ」「職場の人間関係がつらい」「作業が遅い」といった理由で普通のバイトが勤まらないという人は、絶対ポスティングを選ぶべき。安心してチャレンジを。
ポスティング時給換算の例:私の場合
実際、ポスティングでコンビニバイト(それと時給が同じくらいのバイト)より多く稼ぐのはどれほど難しいのか?現役配布員の私を例に解説しよう。
私は隣り合った3エリア(〇〇1〜3丁目のような感じ)の戸建てを担当している。
エリアにより稼ぎやすさは異なる。家が密集しているところは配りやすいが、家がほとんどなくスカスカだと効率が悪い。
私の稼ぎを時給換算にすると、おおよそ以下のようになる。
第1エリア:時給850円
第2エリア:時給1,000円
第3エリア:時給800円
平均時給:883円
*報酬単価は1枚5円
ちなみに私がコンビニでバイトしていたときの時給1,050円。1回分の勤務が4時間、往復の通勤・着替え時間等で約1時間ロスがあったので、実質時給は840円になる。
ポスティングはエリアによって多少の通勤時間を要するので、1回平均10分程度のロスで計算すると時給756円。
結果的にコンビニのバイトには及ばない。ただ普通のバイトをキツく感じる私にとっては、少しばかり余分に働くことになってもポスティングを選びたい。
まとめ:ポスティングの時給はいくら?
まとめるとポスティングのロス分も含めた実質の時給換算額は、750〜850円。残念ながら、コンビニの実質時給850円と比べると見劣りするのは否めない。
それでも、時間・ノルマ・人間関係の束縛がなく自由にできるメリットを考えれば、断然ポスティングをオススメしたい。
特にバイトが続かない人は、ぜひポスティングを極めてみてはいかがだろうか?