クレープ好きなら、「クレープ屋でバイトしたい」と思ったこともあるのではないでしょうか?毎日クレープの香りに囲まれて働けるのは、たまらないですよね。
ただ、クレープを作るのは難しそうだし、クレープ屋にできる行列を見ると忙しくて大変そうな気もします。
そこで今回は、2年間クレープ屋でバイト経験のあるYさん(女性)に、仕事内容、きついこと・やりがいを聞いてみました。
クレープ屋の仕事内容
クレープ屋の仕事は、シンプルに2つだけです。
[aside type=”boader”]1、クレープ素材の下準備2、クレープを焼く[/aside]
下準備は、クレープ生地作りや果物のカットです。
クレープは、以下の4つの手順で作ります。
[aside type=”boader”]1、生地を丸い形に焼く2、焼きあがったら台に乗せトッピング(果物や砂糖、生クリームなどをのせる)
3、クレープを丸める
4、梱包する[/aside]
きついこと
まず第一に、クレープをきれいに丸く焼くこと。最初のうちは、どうしても形がいびつになったりして、うまくいきません。
丸く焼いた後、クレープを鉄板からトッピング台の上に移すのも一苦労です。焼き上がったクレープ生地を持ち上げたとき、落としたり崩れてしまうこともあります。
最初のうちは失敗ばかりで、何回も練習を重ねてやっとうまく焼けるようになります。
たまに、いつまでたっても焼けるようにならず、途中で辞めていく人もいるそうです。
さらに、クレープ屋は大行列ができるので、スピードも求められます。キレイに作れるだけでなく、テキパキと手を動かさないといけないのも難しいところ。クレープ作りの仕事は、高い技術を要求されます。
第二に、トッピングを全部覚えないといけないところ。「この商品はイチゴをのせる」、「この商品はバナナをのせる」と瞬時に思い浮かぶくらいでなければなりません。
やりがい
まず、クレープを無料で食べられること。今回取材した女性の場合、出勤日に限り、好きなメニューを1個だけ食べられたそうです。クレープ好きにとっては、最高のご褒美と言えるでしょう。
しかし一番大きいのは、お客様との会話。
彼女が働いていた店は一人勤務のため、誰も話し相手がいません。だからこそ「常連さんと世間話して過ごすのは、最高に楽しいひとときでした」とのこと。
いつも話しかけてくれるお客様の存在が、仕事を続ける原動力だったそうです。
まとめ
クレープ屋さんは、ファミレスやファーストフード系と違い、高い技術が要求される特殊なバイトです。まさに適正に左右される仕事であり、誰でも務まるものではありません。
普段から料理をよく作る人、特にお好み焼きやパンケーキをきれいに焼けるような人に合っています。
単なるクレープ好きではなく、辛い環境に耐えてでもクレープ作りの技術を習得したい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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