アイスクリーム専門店として、最大規模を誇るサーティーワン。アメリカ発祥で、世界52カ国8,000店以上、日本だけでも1,100店以上に上ります。
アイスクリーム好きなら、バイトに興味を持っている方も多いでしょう。
今回は、サーティーワンの仕事内容、きついこと、楽なこと、やりがいを紹介します。
仕事内容
サーティーワンの仕事は、
接客、アイスの補充、カップ類の補充、クレープ・アイスクリームドリンク作り、ドライアイスの準備、アイスの陳列、掃除など
種類が多いです。
接客
サーティーワンで一番重要な仕事は、もちろん接客。
注文→コーンにアイスをのせる→お会計→商品を手渡す
が一連の流れです。必要に応じて、アイスを試食してもらうこともあります。
接客には、30種類以上あるアイスのメニューを全て暗記しなければなりません。お客様から「~味」と注文されたら、すぐに見つけられるように、色や特徴を覚えます。
2種類以上のアイスクリームを注文された場合は、コーンにのせる順番も重要です。一番固くて溶けにくい種類を下にします。
アイスの補充
アイスクリームの在庫が少なくなった場合は、バックルームから補充します。バックルーム内は、-30℃の冷凍室なので、寒いのが苦手な方や、温度差で健康に支障を及ぼす可能性のある方は注意が必要です。
コーンなどの補充
アイスをのせるコーンやカップ、コーンを包む紙類なども、小まめに補充します。
クレープ・アイスクリームドリンク作り
サーティーワンでは、アイスの他に、クレープやアイスクリームドリンクもあります。
アイスクリームドリンクは、アイスクリームをミキサーにかけたり、ソーダに浮かべたりします。工程が多いので、面倒くさいです。
クレープを作るのは難しいので、ある程度仕事を覚えた後に教わります。
ドライアイスの準備
持ち帰りのお客様のために、ドライアイスを適度な大きさに割ります。
アイスの陳列
アイスクリームを並べる場所にも工夫が必要で、お客様が魅力的に感じる配置を考えて陳列します。
掃除
ショーケースは、布巾を使って小まめに掃除することが大切です。ショーケースを常にキレイにしておくことで、商品をおいしそうに見せることができます。
きついこと
サーティーワンの仕事は、覚えることが多いだけでなく、肉体的にもきついのが特徴です。
覚えることが多い
アイスクリームの種類や特徴、カップの大きさ、アイスを掬うスプーンの大きさなど覚えることが山ほどあります。
せっかく覚えても、次から次へと新商品が登場するので、新たに覚えないといけません。アイスクリームにあまり興味のない人は、苦痛に感じるはずです。
寒い
アイスを扱うので、冬は特に冷えます。冷たいケースの中に腕を突っ込んでアイスを掬うので、手が痛くなります。冷え性の人は要注意です。
また、アイスを取りに行く際は、-30℃の冷凍室に出入りする必要があるので、寒いのが苦手な人や温度差で体を壊す方には向きません。
アイスクリームを取るのが難しい
アイスクリームは硬いので、スプーンで掬うのは意外と力を要します。[ruby]腱鞘炎[rt]けんしょうえん[/rt][/ruby]になったという声もあるくらいです。
また、丸くキレイな形に整えるのが難しいです。何度も練習しないとできません。不器用な人だと、いつまでたっても上手くいかない可能性もあります。
サーティーワンへの応募を考えている方は、これらのことをしっかり頭に入れておきましょう。
楽なこと
基本的に楽な仕事ではないですが、強いてあげると次の2つです。
オンラインマニュアル
サーティーワンのマニュアルは、紙ではなくオンラインで学べるようになっています。
紙のマニュアルだと、紙が手元にないと見れませんでしたが、オンラインマニュアルは、スマホがあればいつでも学習できます。
外出中に、突然「~ってどうやるんだっけ?」という悩みが発生しても、すぐにチェックできるので便利です。
アイスクリームの製造は不要
アイスクリームは、工場で製造されるので、一から作る必要はありません。クレープやドリンクは、お店で作らないといけないですが、アイスクリームの製造がないだけまだマシです。
やりがい
お客様から「ありがとう」と言われることが多いです。
サーティーワンでは、接客する時間が長く、お客様と密接に関わることになります。注文から商品の提供までの全工程を全て一人で担当し、時にはおすすめメニューを提案したり、試食をしてもらったりすることもあります。
必然的に手の込んだおもてなしをできるので、お客様からお礼を言ってもらえることにつながるのです。
仕事に向いている人
サーティーワンの仕事に向いている人は、物覚えの早い人、寒さに強い人です。
覚えることが多く、季節ごとに商品が入れ替わったりするので、覚えることが山ほどあります。覚えるのが苦手な人や変化に弱い人は厳しいです。
また、冷え性の人にも辛い仕事です。冬の売り場は非常に寒いですし、冷凍ケースに腕を突っ込んだりするので、冬に弱い人は長く続けるのが難しいかもしれません。
覚えるのに自信があり、冬が得意な人はチャレンジしてみるのもいいでしょう。
まとめ
サーティーワンの仕事は、精神的にも体力的にもきつく、気軽に始められるバイトではありません。
その代わり、辛いことを乗り越え成長すれば、お客様から感謝されたり、新しい仕事にチャレンジできたりと、やりがいを感じられます。
辛いことは多いですが、まずはアイスクリームが好きという気持ちがあれば、思い切って応募してみるのもいいでしょう。
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