網の上でジュージュー焼けるお肉。焼き肉好きには堪りませんね。
今回は、焼肉屋のホール(接客)バイトを取り上げます。
仕事のきついところ、他の飲食店と異なる点、働くうえでの注意点、体験談といった、焼肉屋バイトを検討中の方に役立つ情報をまとめました。
焼肉屋ホール業務の内容
来店をしたお客様を席に案内する、注文を取る、料理を運ぶ、後片付け、会計までは一般の飲食店と一緒です。
ただ、焼肉屋ですので、テーブルのコンロへの点火と網の交換も行います。
焼肉屋バイトのメリット
何と言っても、まかないです。バイトが終わった後は、おいしい焼肉をタダで食べれるので、それをモチベーションに頑張れます。
あなたの頑張りによっては、普段高くて注文出来ないようなお肉をご馳走してもらえることもあるかもしれません。
きついこと
ランチタイムや夕食時は大忙しです。特に土日の忙しさは半端ではありません。
注文が殺到し、料理も次から次へと運ばなければなりませんし、その合間にレジにも入るというように、常に動き回っています。忙しいとオーダーミスなども起こりやすいですし、料理の提供が遅れてお客様から怒られたりすることもあるので、体力的にきついです。初めのうちはパニックに陥るかもしれません。
また、酔っ払い客もいますので、トラブルに見舞われることもあります。酒が入った勢いでキレるお客もいますので、落ち込みやすい人は注意が必要です。
働く上での注意点
網を交換する際、食事が終わった直後など、網が熱いにもかかわらず油断して手で触ってしまい火傷することがあります。網を持ち上げる際は、常にトングを使う癖をつけましょう。
焼肉屋ホールスタッフの評判
良い
下は高校生から上は60代の方までいる店舗でしたがとても仲がよく、大学生がよくボーリングや食事会を開いてくれたのでバイト仲間はみんな仲が良く友達みたいな関係でした。仕事中はお互いフォローし合いながら楽しく働けました。
(20代 女性)
同級生の家族が経営していたので幼い頃から関係は良好でした。あとは横繋がりでのバイト仲間も年齢層は幅広く10歳以上、年が離れてる先輩や下は高校生などで皆仲良く仕事が出来ました。急用がある時などはバイト仲間同士でシフト調整する仲でした。
(40代 男性)
飲食店での仕事が一通り出来るようになりましたので、他の飲食店に勤務したときも応用が利きました。また忙しい時も臨機応変に対応する力が付きました。
(30代 女性)
まかないのメニューをリクエスト出来たことです。何を食べても美味しいのですが、普段高くて注文出来ないようなお肉でも、店主に「頑張って働いてるから皆にサービスするよ」とごちそうを振る舞っていただきました。本当に優しいお店です。
(40代 男性)
悪い
働いていた焼肉屋は七輪を使ってお肉を焼くお店だったので、毎回最初のオーダーを取った後に七輪を運ぶんですが、その七輪が結構重たくて最初の頃はテーブルに乗せる時に角にぶつけてしまい、お客様を驚かせてしまいました。
(20代 女性)
料理を持って行ったときに、お皿の上に名札を落としてしまいました。料理の取り替えをしなければならなくなってしまって、キッチンの人に怒られてしまいました。
(30代 女性)
鉄板が冷めていないのに勘違いして素手で持ち上げた際、大火傷を負い未だに痕が残っています。あと閉店後は必ず業務用ハイターで消毒殺菌するのですが気化した空気を吸い込んで倒れた事がありました。
(40代 男性)
特に土日の混雑はとても酷く、焼肉屋は入店してから早くても1時間は居座る方がほとんどなので、席が空くのに時間がかかります。そのため、お客様のイライラが伝わってくるので、その時の対応は自分には苦に感じました。
忙しい時のオーダーミスは特に迷惑がかかるので、どんなに混んでいても冷静でいることを心がけ土日はいつもの倍疲れます。
(20代 女性)
常に忙しく、特に土日のランチタイムなどは休憩する暇もないぐらい忙しくて、本当に辛い思いをしました。走り回っていましたし、キッチンなどはあまり衛生的ではないですし、暑くて地獄のようでした。
(30代 女性)
たまにホルモンを洗う作業を手伝う事があったのですが、何しろ臭いです。手は洗えば済みますが、エプロンや服に付いた時にはお客さんの前に立つのが恥ずかしいくらい異臭を放っていました。そんな時は一旦家に帰らせてもらって着替えをして何とか凌いでいました。
(40代 男性)
まとめ
焼肉屋のホール業務は、基本的にファミレスと大差ありません。
土日などはお客様が殺到し、慣れないうちはとても大変ですが、混雑しても効率よく動けるスキルを身に付ければ、他のレストランに行っても通用します。苦労した経験は、社会に出てからも役立つはずです。
おいしい焼肉をご馳走してもらえるのも嬉しいですね。きつい仕事を終わらせた後の焼肉は格別に感じるはずです。
初めは辛い思いをするかもしれませんが、仲間がフォローしてくれますので、まずは気軽に応募してみてください。
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