銀のさらのバイトの裏側を大公開！仕事内容・きつい・楽なこと
宅配寿司でお馴染みの銀のさら。寿司の出前を取る方なら、一度はお世話になったこともあるのではないでしょうか？
また、お客として料理を満喫するだけでなく、「実際に働いてみたい」と思う方もいるかもしれません。そこで、銀のさらの詳しい仕事内容や裏側を現役スタッフに聞いてみました。
仕事内容
銀のさらは寿司の他に、釜飯も作ります。釜飯は釜寅というブランド名で事業していますが、同じ店で調理・配達するので、寿司と釜飯の両方を担当すると思ってください。店舗名も、「銀のさら・釜飯〇〇店」となっています。
デリバリー（配達）とキッチンの分業制です。注文の電話は、キッチンとデリバリーで協力し合いながら取ります。
デリバリー
料理をバイクで運ぶ、各家庭に食べ終わった容器を回収に行く、食器洗い、電話対応（キッチンと共同）の４つです。
出勤したら、指定されたエリアに空の容器を回収に行きます。全部で２０件程度周ります。9時30分出勤で、お昼の配達が始まる11時くらいまでには、事務所に戻ってこないといけません。
その後、指定されたエリアへ配達に行きます。配達に行く前は、キッチンスタッフが作った料理と注文伝票を照らし合わせ、正しいか確認する必要があります。この確認作業を行うためには、メニューを全て覚えなければなりません。
お昼の配達が終わり、暇になったら食器洗いです。洗い物は、基本的にデリバリースタッフが担当します。食器洗い器があるので、そんなに大変ではありません。
午後3時くらいは、夕方に注文される料理を作るためにキッチンが忙しくなるので、お客様からの電話対応はデリバリーが受けます。
デリバリーは大変そうなイメージを抱く人も多いかもしれませんが、最初は先輩が一緒に同行し、道順や接客方法などをみっちり指導してくれるので心配いりません。独り立ちできると判断されるまで、指導してもらえます。
キッチン
寿司と釜飯を作る仕事です。
寿司は、寿司ロボットで製造されたシャリ（米）の上に、メニューに合った刺身を乗せてお重に詰めていきます。
釜飯は、米の上に具材を乗せて炊き上げ、最後の仕上げでゴマやオイルをかけます。
テキパキ作っていかないといけないので、マニュアルを見ずに作れるように、メニューを全て覚えなければなりません。注文されたメニュー名を見ただけで、どんな寿司ネタを作ればいいか、どんな具材の釜飯を作ればいいか、頭に叩き込む必要があります。
廃棄作業も、キッチンの重要な仕事です。食品衛生や廃棄のルールも覚える必要があります。
きついこと
デリバリーもキッチンも、メニューを全て覚える、ランチ・ディナーピークの忙しさは、共通してきついところです。
デリバリーは外仕事なので、暑さ・寒さが最もきついです。冷え性や暑がりの方は、注意が必要です。また、バイクを使うので、事故のリスクにも晒されます。慎重に運転することを心がけましょう。
キッチンは、デリバリーと比べ、覚えることの多さがデメリット。メニューの他に、料理の作り方や廃棄のルールなど、頭に入れるべき知識が山ほどあります。
デリバリーとキッチン、楽なのは？
どちらかというと、デリバリーの方が楽です。最初は道に迷うかもしれませんが、慣れれば迷わなくなります。独り立ちするまで、早い人で数日、遅くても２週間程度と、仕事を覚えるのがかなり楽です。極端な話、道さえ覚えればやっていけるのが、デリバリーのいいところです。
キッチンは、事故のリスクや寒さ・暑さなどに晒されないのがメリットです。その代わり、覚えることが多く、テキパキと仕上げていかないといけないので、精神的に辛いです。ずっと立ちっぱなしなので、体力も必要になります。
まとめ
体力的にはきつい仕事ですが、仕事内容は簡単で、大変なのはメニューを覚えるくらいです。
短期間で仕事を覚えられますし、一通り覚えれば新しいことも出てきません。応用や臨機応変な対応を求められないので、同じ作業を繰り返していたい人に向いています。
特にデリバリーは、覚えるのが楽な上に時給も高いのでおススメです。
