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学校給食のパートはきつい?3人の経験者が裏側を暴露

 
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私の体験や経験者へのインタビューをもとに様々なバイトの裏側を紹介していきます。
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主婦の間で密かに人気の給食パート。

普段の家事でやっている料理を活かせたり、休みの日は子供と一緒に過ごせたりと、主婦にはメリットいっぱいです。

また、同じ調理でも飲食店のようなきつい仕事ではありません

お昼時間帯に次から次へと注文が殺到することはなく、決まった人数分だけ作ればいいので、焦らずに取り組めます。生徒の数が多いとある程度早さを求められますが、ファミレスと比べれば全然マシです。

仕事内容も全ての工程を担当することは稀で、パートは主に食材を切ったり盛り付ける部分を任され、味付けや加熱は社員が行います。

これだけ良いこと尽くめの内容ですが、初めての方は不安な点もたくさんあることでしょう。そこで、実際に給食のパートを経験した3人に、初めての方が特に気になる5点を聞いてみました。これを読めば、仕事の裏側まで知ることができます。
 

 

経験者の口コミ

仕事内容を教えてください。

 

食材の切り込み、下ごしらえ(切り込みしたものを下ゆでしたり、一度蒸したりの加熱)
調理(炒め、揚げ、煮物、和え物の、調味まで)
配膳(食器の準備、調理した給食をクラスごとに食缶等に分ける、運び出しの手伝い)
食後の食器洗い、片づけ、器具、備品の洗浄
納品した食材の納品チェック、片づけ
給食室の片づけ、清掃
(30代 女性)

おもに、調理器具の洗浄・消毒や管理です。
調理は主に、野菜を切ったりしましたが、分量など細かいところは、なるべく正社員の方が行うようにしました。
調理器具を食洗機にかけたり、細かいブラッシングや消毒の漬け置きなどは、子供たちのくちにするものなので、丁寧に行いました。
(40代 女性)

直接的に調理に関わることはなく、簡単な食材のカットや皮むき・水洗いなどを中心に仕事が割り振られていました。また完成した料理の最後の盛り付けや形の修正といった、配膳カートに入れる前の最後の仕上げも最後の方はさせていただきました。それ以前は空いた時間に食器の準備や皿洗い・掃除など雑用雑務が中心となっていました。
(20代 男性)

 

パートと社員の仕事内容の違いを教えてください。

 

パートは実働部隊でした。
お昼までに給食を作り終えなければならないので、手が必要という感じです。小さな給食室だったので給食の調理や配膳の部分はパート・正規とほぼ仕事内容は変わりません。勤務時間の関係でどうしても時間のかかるおかず(肉や魚などのメインのおかずに当たるももの)調理は正規、汁ものや副菜の調理はパートに割り振られることが多かったです。
正規の職員はパートの仕事に加え、献立の作成や提出書類の作成・子どもたちへの食育指導なども任されていました。
(30代 女性)

ほとんど変わりありませんが、食材の在庫の管理は、正社員の業務内容だったと思います。
その他、味付けの分量を量ったり、調理器具の点検なども正社員の仕事だったと思います。
各学校の仕分けも主に正社員が行っていました。
(40代 女性)

パートの方は説明すれば簡単にできるような軽作業が中心で、直接的に調理に関わることはありませんでした。
それに対し正社員の方は料理を作ったり味付けなどを中心に作業しています。
手が足りずパートが手伝うこともありましたが、調理は正社員・他はパートとはっきり分かれていました。
(20代 男性)

 

きついことは?

 

小さな給食室とはいえ、食器や食材など大きくて重いものを運ぶのが多いことです。
調理場は夏暑く、冬寒いので腰の負担に感じることも一度ではありませんでした。
後、女性ばかりの職場だったため、病気に加え、出産などで体制にムラがあることが仕事量的に安定せず大変と感じました。
(30代 女性)

決められた調理方法に合うように調理するのは、はじめのころ大変神経を使いました。
後、器械の洗浄なども食中毒が出ないように徹底されていたので、気を遣いました。
消毒も同様に食中毒がでないように徹底しました。
(40代 女性)

学生の数が多い分、決められた時間で作る量も増えてきます。正社員の方はどんどんと完成させていきますが、パートが遅れてしまうと料理自体が滞ってしまうため、スピーディかつ安全に作業することがとても大変でした。
(20代 男性)

 

仕事で注意すべきところを教えてください。

 

異物混入。気をつけていても月に1回あるかないかで混入の報告を聞きました。
必ずしも給食室で混入したものだでは無いようですが、作業台の上を整頓するように心がけ、食材を洗う際やパッケージ開封の際のゴミなど、特に気をつけていました。
(30代 女性)

必ず、体調が悪かったり、吐き気や下痢などがあったら、申し出て、病院に行き医師の許可がでるまで仕事を休みました。
後、衛生面ではかならず、マニュアルにそって調理を手伝いました。
小さなゴミなども混入しないように気を付けました。
(40代 女性)

食品を扱うということもあり、衛生管理にとても注意しました。
作業時の衣服の着用の仕方・手袋はこまめに変えたり、手洗いの徹底など、基本的なことですが学生に安心して食べていただけるようにより丁寧にする必要があります。
(20代 男性)

 

仕事のやりがいを教えてください。

 

ありがちなのですが、子どもたちが声をかけてくれることが嬉しかったです。
給食室をのぞいて、給食の感想だけではなく色々なことを話しに来てくれることが良かったです。
後は、我が家の晩御飯の献立の参考になることでしょうか。
恥ずかしながら、初めて料理する食材もあったりと勉強になることが多かったです。
(30代 女性)

やっぱり、おいしくできたときは、あるいはおいしそうにできたときはとてもうれしく、達成感がありました。近所の子供たちが「おいしかった」「好きな献立だった」などいろいろ話してくれたときは、うれしくてやりがいを感じました。
(40代 女性)

私の勤めたパートは直接調理に関わらないことと、食べている場面を見るわけではないため感想を聞けません。
それでも食後に元気に遊んでいる学生や「今日のご飯は美味しかった」と廊下で話している学生を見るともっと頑張ろうと思えてきます。
(20代 男性)

 

給食パート2つのメリット

1つ目は、普段、家庭で作っている料理の腕前を活かせることです。基本ができているので覚えることも少なく、最も辛い入社後3ヶ月を難なく乗り越えられるでしょう。

2つ目は、子供と一緒に家に居てあげられることです。給食のパートは子供が学校に行っている間だけで、子供の休みである土・日・祝などは、仕事がありません。それがファミレス・コンビニ等であれば、土・日休みたいという希望は通りにくいでしょう。

給食パートは、「普段の家事を活かせる」「時間の融通が利く」という2つのメリットがあるので、子供のいるママさんには特にオススメです。

 

まとめ

給食のパートは、どこも衛生管理が非常に徹底されていることがわかります。体調が悪ければ医師の許可がでるまで仕事を休まないといけない、手袋はこまめに変えるなど、かなり細かいところまで気を遣わないといけません。これがこの仕事の一番きついところかもしれません。

ちょっとしたことで食中毒など重大な問題を引き起こしやすいので、常にマニュアルを遵守しなければなりません。少しの油断が命取りつながるため、マニュアルと社員の指示通り正確に動ける人に向いている仕事といえるでしょう。

厳しいことも多いですが、自分が作った料理を学生さん達が喜んで食べてくれたときは、「この仕事を選んでよかった」と感じる瞬間です。晩御飯のレパートリーが増えるのも嬉しいですね。

 

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