【経験者に聞いた】社員食堂のパートできついこと3選

社員食堂のパートと言えば、どんな光景を思い浮かべるでしょうか?
一般的な飲食店であれば、「これでもか!」というくらい情報が挙がっていますが、社員食堂での仕事となると、非常に少ないのが現状です。
そこで、経験者が教える社員食堂のパートの実態を2回に分けて紹介します。
今回は、きついところに焦点を当て、経験者3名に語ってもらいました。
潔癖症には辛い(泣)
(20代 女性)
時間は短いのですが、立ち仕事なのがキツイです。
そして食事というのは、やはり綺麗なものではないんです。作るのは美味しそうで食事の見た目も華やかですし、気持ちはプラスになります。
しかし社員さんが食べたあとの食器は、お世辞にも綺麗とは言えません。これは行儀が悪いとかそういうことではなく、どんなに綺麗に食べても、他人が食べた後のお皿というのは綺麗ではないということです。
机に料理をこぼしたまま帰っちゃう人もいるし、それを掃除するのが少し抵抗がありまして、ちょっと気持ち悪いなと思うこともあります。
自分の家族の食べ残しやゴミの掃除だったら平気なのですが・・潔癖症の人にはできない仕事かと思います。
覚えること多すぎ!
(30代 女性)
重いものを持ったり、忙しかったりと、とにかくきついことは多いです。衛生のルールも厳しく、パートでも年に数回テストがあり、覚えなければいけないこともたくさんあります。
サービス業なので人が足りない時には公休日でも出勤を頼まれるのも嫌でした。
また、私のところは昔ながらの現金レジシステムで、手打ちで会計をしています。45分ほどの時間で1,000人近く訪れる大きな食堂で、その人数を手打ちのレジでさばくのはかなりきついです。
昼前はとにかく忙しい
(20代 女性)
昼前はとにかく忙しいです。食事の提供時間が決まっているので遅れるわけにはいきません。
朝出勤したらすぐにゴミ回収・掃除・お茶を入れる機械の掃除など、走り回りました。世間話をする余裕なんて一切ありません。ダンボールを捨てに行くのが地味に大変でした。
社員食堂のパートできついことをまとめると・・・
社員食堂のパートできついことをまとめると、以下のようになります。
2、衛生ルールに関して覚えることが多すぎる
3、混雑時に手打ちのレジを裁くのは大変
4、社員が殺到するお昼前後は非常に忙しい
5、出勤直後からゴミ出しや掃除などで走り回るのでしんどい
一番大変なのは、ランチタイムです。会社が一斉にお昼休憩を取るため、食堂は戦場と化します。常に大行列ができ、次から次へと殺到する注文にテキパキと対応することが求められるので、日頃の家事で行っている夕飯作りのようにはいきません。
また、出勤後からお昼ピーク前も、そこに間に合うようにひたすら仕込みや調理等の準備をしないといけないので忙しいです。勤務中はずっと動きっぱなしで息つく暇もありません。
社員食堂のパートは、強靭な体力と精神力が要求される過酷な現場なのです。
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