おにぎり屋のバイト評判~ 接客なしで楽しく働けました!

今回は、Kさん(20代・女性)のおにぎり屋でのバイト体験談をお送りします。
私は大学生時代、おにぎり屋でバイトをしていました。
おにぎり屋の仕事は、販売と調理にわかれており、私は人見知りで接客は苦手だったため、調理を選びました。
これから、私の仕事について詳しくご紹介します。
仕事内容
おにぎり屋の調理担当は、以下の仕事を行います。
・おにぎりを握る
・惣菜を作る
・味噌汁を作る
・お客様が下げた食器を洗う
私のお店は、買ったものを店内でも食べられるイートインスペースも併設されていて、イートインのお客様には味噌汁(有料)も提供していました。
おにぎりや惣菜は、注文されてから作るのではなく、予め作ってショーケースに並べておきます。ただ、昼食・夕飯時間帯は、注文がたくさん入りすぐに売り切れてしまうので、厨房は大忙しでした。
一見単純作業のようにも思えますが、駅ナカの店舗ということもあり大勢のお客様が来店されるため、スピード勝負になります。そのため、勤務中は手を休める暇なく動き回りっ放しだったので、とても疲れました。
大変だったこと
入社したての頃が、一番きつかったです。
おにぎりをキレイに握るのは、皆さんが想像するより難しいことなのです。ご飯に具を入れてのりを巻き握ろうとしたとき、形が崩れ具材がこぼれて落ちてしまい、うまく握れません。
でも、「最初は仕方がない」と周りが優しく励ましてくれたので、失敗ばかりの毎日でもめげずに頑張れました。
何度も握っているとコツをつかむと、後は単純作業なので苦になりません。個人差はありますが、最初の1ヶ月を乗り切ってしまえば、何とかなると思います。
楽だったこと
私は調理担当だったので、接客しなくてよかったことです。仕事は忙しかったですが、自分の業務を淡々とこなしていればよく、余計な気配りが要らないので、私に合っていました。
販売担当の方がお客様から怒られているところを何度も目撃しているので、私だったら絶対無理だったなと思います。
また、お客様の目に入らないところで仕事していたため、暇なときはバイト仲間と談笑でき、とても楽しかったです。
まかない
まかないはありませんでしたが、仕事の日は50%引きで食べられました。
また、新商品が出ると、お客様から味を聞かれたときに答えられるよう皆で試食し、感想を言い合いました。
職場環境
私の職場は、同年代の人が多かったので、皆と仲良くなれました。
仕事が終わった後、一緒に食事に行ったり、遊びに行ったりもしました。また、進路に悩んでいたとき、相談に乗ってくれた先輩スタッフには感謝の思いでいっぱいです。
ラッキーなことに本当によい職場で働くことができたので、バイトの日が楽しみでしかたありませんでした。
大学卒業と同時にバイトを辞めることになり、とても辛かったですが、スタッフが私のために送迎会を開いてくれ、とても感激しました。
今でもバイト仲間と連絡を取り合い、遊びに行くこともあります。
まとめ
おにぎり屋の調理は接客がないので、私のように人見知りする人や、人に気を遣うのが苦手な方に向いていると思います。
ただ、お客様が多いので、テキパキと作らないといけません。一日中動きっぱなしなので、販売よりも体力を使います。
また、お客様と会話することがないので、孤独に耐えられない人には辛いでしょう。私は運よく職場環境に恵まれたため、仕事の合間も仲間と雑談したりして楽しく働けましたが、誰とも話せないような環境であれば、苦痛に感じるかもしれません。
周りのスタッフと仲良くなれれば、楽しく働けると思います。