マツモトキヨシのバイトは半端なくきつい!楽という評判は真っ赤な嘘

仕事が簡単でお客も少なく、楽なバイトのイメージが付きまといがちのドラッグストア。しかし大手ドラッグストアでは、お客様が殺到する店ばかりで仕事もたくさんあり、意外ときついのです。
もちろん、マツモトキヨシのバイトも例外ではありません。仕事が忙しく力仕事もあり、きついバイトの一つです。
今回は、経験者の評判から判明したマツモトキヨシのバイトがきつい理由に迫りました。
仕事内容
仕事は、レジと商品補充が中心です。忙しい店は、レジだけで終わってしまうこともありますが、基本レジと作業を並行して行います。
レジは一通りやり方を覚えれば難しくないですが、ドラッグストアのレジが面倒くさいのは、登録販売者の説明が必要な薬があることです。この薬を入力すると、レジ画面に「登録販売者の説明が必要です」と出てくるので、登録販売者を呼んでこないと会計に進めません。人によってはストレスに感じることもあるでしょう。
商品補充は、品薄になった商品をバックルームから補充する仕事です。ドラッグストアは回転(売れるスピード)が早いので、思った以上に忙しいです。特にペットボトルの箱は10kg以上の重さなので、腰を痛めないように注意が必要です。
ベテランになると、棚にある商品の入れ替えやPOP作り、発注などを任されることもあります。
きついこと
マツモトキヨシのバイトは、単純作業で楽に思われがちですが、現実はきついことだらけです。具体的には、以下の点です。
2、レジと作業の両立
3、力仕事
4、最低限の商品知識は必要
5、商品の場所を覚えるのが大変
1、レジの忙しさが半端ない
都心の店舗では1日中、郊外では土休日を中心に夕方が非常に忙しくなります。
レジに大行列ができたときのストレスは、一度でも経験すればよくわかると思います。
お客からの「早くしろ」という無言のプレッシャー、焦っているのでミスやトラブルも頻発しやすく、面倒な後処理をすれば余計に行列が悪化してしまう。
早く正確に作業をこなすのが得意な方であれば問題ありませんが、不器用な人や、子供の頃から何をやるにも人一倍時間かかってきた人(板書のスピードが遅いなど)は、確実に悪戦苦闘するはずです。
ドラッグストアは、マツモトキヨシに限らずどこもレジが大忙しになる時間帯があるので、作業が遅いという自覚のある方は、レジ打ち一つとっても非常にきついバイトであると思ったほうがいいです。
2、レジと作業の両立
スーパーと違い、ドラッグストアはレジと作業(商品補充)の両方を課せられます。
作業の最中でも、レジに呼ばれたらすぐ中断し、レジに向かわなければなりません。作業だけに集中できず、レジと売り場を行ったり来たりしながら進めていく必要があるので、イライラを募らす人もいるでしょう。
さらに作業ノルマを課されている場合、特に強いストレスになります。作業のことで頭がいっぱいになり、レジに集中できないので、レジ打ちミスも発生しやすいです。
1つのことに集中してしまう性格の人は、かなりきつく感じるでしょう。
3、力仕事
マツモトキヨシには、500ml入りドリンク24本を箱売りしています。重さは約12kg。
12kgの商品を上げ下ろしするので、腰への負担となります。「ドラッグストアは薬だけなので力仕事はないだろう」と思っていた人は、考え直した方がいいです。
4、商品知識
マツモトキヨシは、バイトでも最低限の商品知識が課されることが多いです。
薬の服用・効果といった専門的なことは登録販売者に任せていいですが、化粧品や日用品など誰でも対応できることは、しっかり知識を身につけなければなりません。
マツモトキヨシでバイトするなら、「毎日勉強しないといけない」と覚悟を決める必要があります。
5、場所を覚えるのが大変
ドラッグストアは、商品の種類が多く売り場も広いので、場所を把握するのが大変です。お客様に「○○(商品名)はありませんか?」と聞かれて、全て案内できるようになるまで、1年以上はかかると思ったほうがいいでしょう。
最初のうちは、商品の場所を聞かれてもチンプンカンプンだと思いますので、その都度先輩に教えてもらいながら頭に叩き込んでいきましょう。また、暇さえあれば売り場を散策し、どこにどの商品があるかひとつひとつ覚えていくのも有効です。
楽なこと
マツモトキヨシのバイトは、基本的にレジと品出し中心なので、やることがシンプルです。少なくとも、あれこれやらされるコンビニバイトよりは楽だと思います。
レジの忙しい時間帯もありますが、スーパーほどは混まないので、スーパーのレジ経験者なら楽に感じるでしょう。
まとめ
マツモトキヨシのバイトがきつい理由を詳しく解説しました。もちろん、きつい・楽は性格や能力に大きく依存するので、人によっては楽に感じるかもしれません。
ただ、接客バイト未経験なら、楽そうだと思って応募するべきではありません。
メリット・デメリット両方を理解したうえで、決断してくださいね。