GAPバイトの評判!バイト経験者Kさんに18の疑問をぶつけてみた

ネットではあまり良い評判がないGAPバイト。
「制服は自腹購入。しかも年に何着も購入しなければならず、給料のほとんどが洋服代に消えてしまう。」
「店長から接客を常に監視され注意されるので、プレッシャーがきつい。」
ただ、これはあくまでも噂。本当のところどうなのかを知るには、経験者の声を聞くのが一番!
ということで、バイト経験者のKさん(20代・女性)に仕事や職場環境など、気になる18の疑問をぶつけてみました。
GAPで働こうと考えている皆さんが職場環境を詳しくイメージできるように、私のバイト経験を余すところなくお伝えしていきます。
Kさん(20代)
面接
Q1. 面接時の服装は?
面接時はGAPのパンツにオールドネイビーのシャツを合わせていったと記憶しています。小物類は別ブランドのものでした。
Q2. 面接で聞かれたことは?
面接内容は基本的な勤務時間などについての話、ハウスルールが大まかに書かれているものを読み合わせる形での概要説明、あとは志望動機なども聞かれました。
仕事について
Q3. 月の平均勤務時間は?
1日8時間、週5日勤務が基本でした。時間、日数ともに多少前後しますが、月で平均するとほとんどが160時間程度でした。
有給休暇もありました。年に4日ほど使えていたと記憶しています。
Q4. 研修の内容は?
服の基本的な仕様(サイズ表記のこと、形ほか)言葉遣い、接客用語にはかなり時間を割いていました。
また、お客様へ声のかけ方について教わりました。例えば、「パンツなどはサイズがわかりにくいのでサイズ表(名刺サイズ)を常に持って歩き、すぐにお渡ししながら声をかけられるようにしておく」といったことです。
Q5.仕事を覚えた順番は?
最初は、カスタマーサービス(お客様係)がほとんどでした。
その後、
接客(先輩が必ず近くにいて、接客しつつ勉強)→商品整理(畳むなど)→レジ、ギフトラッピング→バックヤード→マネキンセッティングなど
と進んでいきました。
Q6.仕事内容は?
・ 接客
・ レジ
・ お客様からの電話対応
・ 搬入の受け取りやバックヤードでの仕分け、フロアでの在庫補充、商品の畳み直し
・ ディスプレイ作り(マネキンのお洋服セッティング)
・ フロア掃除、
・ セール時など店頭での呼びかけ
フロアでの商品補充よりも、搬入された荷物の仕分けの方が重労働でした。段ボールを開け、袋からはがし、検品をしてフロア補充がしやすいように整頓。しんどかったです。
セール時はレジがとても忙しいです。値引き率の打ち間違いをしたこともあります。
Q7.制服の強制購入は本当?
強制されることはありませんが、100%全員GAPの服を1点は身に付けていたので雰囲気的には着ていくべきといった感じです。
「購入せよ。」ではありませんが、個人的に好きなブランドなので服自体は年間20着は購入していました。7万~10万円くらいかと思います。
また、服が被らないように先輩の動向はチェックしていました。
職場環境
Q8.職場の男女比は?
女性が8割弱でした
Q9.人間関係は良好?
アルバイトや契約社員の人数も多かったので優しい方もそっけない方もいましたが、洋服にあまり詳しくない私にも時間をかけて教えてくださいました。
Q10. 店長や先輩から怒られたことは?
入社後まもなく大きなセール期間があり、その間はとても忙しく袋詰め要因として出勤していましたが、手際が悪くすごい剣幕で怒られました。セール期間は仕方がないですが優しい人も人が変わります。
接客について
Q11. ノルマはあった?
ノルマはありません。
Q12. 接客時間は?
長いお客様だと30分とかかかります。接客時間は勤務の半分は締めていたと思います。
Q13.お客様から怒られたことは?
在庫確認に時間がかかってしまったときにすごく怒られました。
それから、漠然と“オススメ”を聞かれると好みがわからないのでプレッシャーです。イメージと違うと怒られたこともありました。
怖い(口や態度がわるい)方の時は、すぐに責任者対応でした。
Q14. お客様から感謝されたことは?
トータルコーディネートをお願いされることもあり、それを考えたり、異性の方へのプレゼントをお客様と一緒に考えるのは私も楽しいですし、ありがとうも言ってもらえることが多くうれしいです。
全体的なこと
Q15. 辛かったことは?
時期によりますが、セール時や連休時は忙しく、特に足にきます。背伸びをしたりかがんだりの作業が多いので繁盛期は就寝中に足がつって起きることもしばしばでした。
Q16. GAPでバイトして良かったことは?
服を畳むのが上手になりますし、ファッションの勉強になります。服の着回し力が上がりました。
Q18. GAPバイトに向かない人は?
チームで動くのでみんなで仕事をするのが苦手な人には向かないと思います。ポジションは固定ではなく流動的です。
Q17. GAPバイトに向いている人は?
アルバイトなら短時間勤務もできるので、服に興味のある人は初めてのアパレルでも入りやすいと思います。好きなら一度やってみることをおすすめします。
フルタイムで働いていたので体力的にすごくきつかったですが、仕事は楽しくやりがいがすごく多いです。服の知識が付き、GAPコーデを楽しめるようになりました。
Kさん(20代)
GAPバイトの評判まとめ
Kさんへのインタビューを紹介しました。噂通り、きついことが多くありましたね。
詳しい話はわかったけど、たくさんありすぎて頭の中で整理しきれていないという方もいると思います。そこで、Kさんが語ってくれたGAPバイトの内容を簡単にまとめてみました。
メリット
・ 未経験でも丁寧に教えてもらえる
・ 接客が楽しい
GAPはアパレル未経験の方にも丁寧に教えてくれるので、服に詳しくなくても心配いりません。GAP好きであれば、充実して働けるでしょう。
接客にも大きなやりがいを感じられます。
1人にかける接客時間が長く、お客様と長い時間会話できることが楽しいです。「ありがとう」と言ってもらえたときの嬉しさは何事にも代えられません。
デメリット
・ セール時はきつい
・ お客様からのプレッシャー
セール時や連休時はお客様が殺到するので、非常に忙しくなります。特に長時間勤務だと、激しく体力を消耗するでしょう。スタッフも殺気立っており、理不尽なことで怒られる場面もあるかもしれません。
また、来店客も良い人ばかりでなく、怖いお客様も来店されます。お客様から怒られることもあるでしょう。
どの接客業にもいえることですが、上司やお客様から怒られることがあっても開き直れる強さが求められます。
終わりに
GAPのバイトは、仕事量が多く非常に忙しいです。特にセールや連休時はお客様が殺到し、テキパキ動かなければなりません。
体力的にもきつい仕事です。Kさんのコメントにもありましたが、長時間勤務する場合は、足がつることも覚悟しておいた方がいいでしょう。
もちろん、やりがいもたくさんあります。
GAPを始めとしたアパレルバイトは、お客様と長い時間会話できるのが大きな魅力です。
お客様のコーディネートを考えたり、おすすめの服を紹介しているときは、とても楽しく感じられるはず。
“接客の楽しさ”は、辛いことを乗り越えるモチベーションにもなるでしょう。
アパレル未経験で不安な方は、短時間勤務から始めることをおすすめします。
はたらこ
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