楽そうで楽でない?ゲームセンターバイトの裏側

ゲームに夢中になるあまり、思わず時間を忘れて遊んでしまうゲームセンター。一度はまってしまえば、「知らないうちに何千円も使っていた」なんてことも起こりえます。
そんなゲームセンターで遊ぶのはもちろん、働いてみるのも楽しそうです。ゲームセンターのバイトはどんな感じなのか?仕事内容やメリット・デメリット、経験者の評判を詳しく見ていきます。
仕事内容
ビデオゲーム
コインが詰まり、動作の不具合といったトラブル対応です。
クレーンゲーム
景品補充、景品入れ替え、景品の位置を戻す
景品補充:景品が少なくなったらバックヤードから補充
景品入れ替え:新しい景品が登場したら入れ替える
景品の位置を戻す:お客さんが遊んで動かされた景品を元の位置に戻す
メダルコーナー
レジ業務、修理
レジ:メダルの預け入れや両替を行う
修理:詰まったメダルゲーム台の修理
プリクラ
・フィルムが切れたときの交換
・盗撮や置き引きをする不審者を見回る
その他
清掃:ゲーム機はいろいろな人が触り、指紋が付くので、常にダスターでふき取る。その他、店内フロアのモップ掛け。
接客:景品の掴み方のコツを教えてあげることも
ゲームセンターのバイトは本当に楽なの?
ゲームセンターは怖いお客さんが多く、覚えることも多いので楽ではありません。
ただ、覚えるのが大変なのは最初だけですし、接客もゲーム機のエラー対応が中心です。コンビニや飲食店のような忙しさもありません。仕事自体は、慣れてしまえば楽です。
ゲームセンターバイトのメリット
クレーンゲームの攻略法を学べるので、少ない投入金額で景品をゲットするコツを掴めます。不正防止の観点から、バイト先店舗でのプレイは禁止されている場合が多いですが、他店でノウハウを生かすことができるはずです。
ゲームセンターバイトのデメリット
客層が悪い
ゲームセンターは客層が悪いのが最大のデメリットです。チンピラ客も多く来るので、接客が特にきついです。また、夜10時以降に遊んでいる18歳未満の人を帰らせないといけません。この時間は、非行グループも多いので、声かけするのはかなり怖いです。
覚えることが多い
修理方法やゲーム機に挿入する鍵の位置など覚えることが多くあります。ゲーム機は、毎日必ずトラブルが起こるので、すぐに直せるようにしないといけません。
ゲームセンターバイト経験者の評判
3ヶ月あれば店の運営ができるレベルになれます。接客もエラー対応がほとんどなのですごい楽です。客層は良くはないが、手に負えない程ではありません。楽なので居付きそうで怖いです。
私が働いていた店は客層が最悪でした。大声でわめく、台を叩く・蹴る、ゴミや吸殻を散らかす。ひどい場合、モニター画面を割ったりする客もいました。社員が不在でバイトだけの日が多く、そのような客とのトラブルも処理しなければいけなかったので、ストレスの連続でした。
主な仕事はフロアや機械の清掃、クレーンゲームの景品入替、メダル預かり払出し、接客。作業は楽ですが、接客がストレスになります。
接客は、ほとんどがクレーム対応です。ゲームの不具合のお申し出があるので、ひたすら対処します。初めのうちは知識が無いのでこれを乗り越えるのがツライ人もいるかもしれません。
1ヶ月もやれば、ほとんどのことはできるようになるので、覚えれば楽な仕事だと思います。フリーターで始めると、30過ぎまで抜け出せなくなる先輩もいます。
仕事内容は接客対応、ゲーム台のエラー解除、UFOキャッチャーの景品補充などです。ゲームの遊び方や機械のエラー解除のやり方を覚えないといけませんが、割と簡単なものが多く、慣れさえすれば楽だとおもいます。
ただ、接客トラブルが多く罵声を浴びせられることもあります。女性はセクハラ被害もあり、それで辞めたスタッフもいました。
仕事内容のみなら他の職種より楽です。ただ、環境が最悪で、タバコ臭い、ゲーム機の音量がでかい、不良が多いので接客がきついです。
ビルの中に入っているゲームセンターで勤務していました。
まず、店内はゲーム機の音量などで騒がしく、従業員からの指示を聞きとるのに苦労します。
入社後しばらくすると、鍵を渡されゲーム機のエラー解除を任されるようになりますが、最初のうちは、分からないことが多くありイライラしていました。
何といっても大変なのは接客です。UFOキャッチャーなんかは、景品を取れていないのに、「なんで取れていないんだ」とクレームを付けられたりもしました。
忍耐がないと続けられない仕事だと思います。
まとめ
ゲームセンターは、客層の悪さが最大の難関です。他の職種と違い、自分に過ちはないのにお客さんに怒鳴りつけられることもあります。そのため、精神的な強さがないとやっていけないでしょう。
店員が暇そうにしている店は、一見楽そうに見えますが、そういうところに限り、不良が多くたまり大変だったりします。まずは働きたい店舗を下見し、客層や店員の仕事ぶりを観察してから応募しましょう。