花屋バイトのきついこと5選!意外と知らない過酷な現場とは?

女性に人気の仕事、お花屋さん。
今回は、花屋バイトのきついことを取り上げます。
綺麗な花に囲まれての仕事で華やかに見えますが、どれだけ厳しい世界なのでしょうか?5人の経験者に語ってもらいました。
花屋バイトのきついこと1
(40代 男性)
花屋と言えば華やかなイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、人の見えないところでの作業が多く忙しい仕事です。
市場でセリ落とした品物を車から搬入し切り花の場合は段ボールから出して品物の状態を確認して水の張ったバケツに入れる。夏場は水が下がっている切り花もあるので水を吸いやすいようにしてあげてからバケツに入れる。鉢花は基本そのままだがやはり土が濡れていない場合は水やりをする。その後切り花で仏花やブーケなどを作成し店頭に並べる。オープン前とクローズの後は店の前の掃除をする。と言った具合です。
さらに、何といっても真冬の作業はきついです。特に切り花は水を使って冷蔵庫のような場所での作業になるので冷たいのと、切り花には農薬が多く散布されているので手が荒れて血がにじんでしまう事もあり、下処理の段階での作業が一番きついと感じます。
でも、忙しい分人間関係が悪くなることはなく皆で協力し合って働けたことはプラスでした。
花屋バイトのきついこと2
(30代 女性)
まずは立ち仕事であることです。お客様がいない時も店内を掃除したり品出しや包装とやることがたくさんあり、お昼休憩の時以外はほぼ座ることができません。あと、冬場に冷たい水でお花を洗浄し、たらいやバケツを掃除しなければならないのがとても辛かったです。
でも、仕事自体はやりがいが多く楽しく働けました。大好きなお花をいけたり手入れをする時、お花が見違えるように綺麗になったり生き生きした姿になってくれるのがすごく嬉しかったです。また、お客様にご提案した際にすごく喜んでいただけたり、お花を見て笑顔になられるのを見ると、こちらも幸せな気分になりました。
また、私が働いていた店はご家族で経営されているお店だったので、アットホームな雰囲気でとても働きやすかったです。特に娘さんは私の8歳上だったのですが、とても優しく接して下さり妹のように可愛がって下さいました。
花屋バイトのきついこと3
(20代 女性)
その日仕入れた全てのお花の水換えをするのですが、水換えは結構重労働です。水の入った重いバケツを何度も持ち上げるのがしんどいです。
また、冬はちゃんと防寒していないと足先まで冷えて寒いです。
花屋バイトのきついこと4
(20代 女性)
花の水揚げや店内の清掃をはじめ、重たい什器や観葉植物を移動させたり運んだりするので腰痛に悩まされる人が多いです。配達は男性に任せる花屋もありますが、稀に女性がすることもあります。
アレルギー体質の人は、花粉の多い花や毒性のある液体が出る植物を扱うこともあるのできついと思います。
入社後しばらくは裏方の仕事や雑務が多く、体力的にしんどいです。
花屋バイトのきついこと5
(20代 女性)
一番きついのは、冬場です。夏は冷たい水やキーパー内での作業を行うので、体力は使いますが、涼しくて意外と快適です。
冬になると、この夏場快適だった冷たさが、牙を出します。冬場でもお湯を使うことができず、冷たい水でバケツを洗い、寒いキーパー内での作業なので、手が悴(かじか)む状態となり、あかぎれやしもやけは常にできます。
職場は、年齢層は違えでも女性の職場となっていましたので、女性同士の会話となり和気藹々としていました。
まとめ
花屋のバイトは、かなりの肉体労働であることがわかります。長時間立ちっぱなしで体力を消耗しますし、力仕事も多く腰痛に悩まされる人も多いようです。
特に、真冬の時期は非常にきついです。冷水を使っての作業となるので、手にしもやけや傷ができてしまうことは日常茶飯事ですし、お店はドア全開でエアコンは効かないため、勤務中はずっと寒さに晒され続けます。
肉体的に非常にきつい仕事ですが、花を綺麗に飾ることを楽しめたり、お客さんに喜んでもらえることも多くやりがい十分です。体力に自信のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。