ディズニーグッズの販売に携われるバイト、ディズニーストア。ディズニー好きなら誰もが憧れる仕事ではないでしょうか?
ところが、いざ働き始めると厳しすぎてすぐに辞める人が続出しています。
今回は、経験者の評判から判明したディズニーストアのバイトが厳しい理由、仕事や研修の詳細を解説します。
辞める人続出!ディズニーストアはどれだけ厳しいのか?
経験者の評判を調べると、ディズニーストアのバイトは非常に厳しいようです。
[aside type=”boader”]・ディズニーに関する深い商品知識が必要で、覚えることがたくさんある
・お客様の状況に応じた接客、商品の提案が求められる
・お客様に対して、自分から積極的にお声掛けしないといけない
・子供が暴れまわるなどのイレギュラーな状況にもきちんと対応しないといけない
・いつでも笑顔でテキパキと対応しなければならない
・閉店後の品出しで、毎日2時間のサービス残業は当たり前
・会社が推奨する商品をお客様におすすめしないといけない
・土日の忙しさは半端ない[/aside]
これらが厳しいと感じるかは人それぞれですが、少なくともディズニーが本当に好きで、ディズニーのために自分自身を犠牲にできる方でないと務まりませんし、そのような方針で教育されます。
また、ディズニーストアでは、常にイレギュラーな質問をされ、お客様の状況にぴったりの商品を提案しなければなりません。100円ショップのようなマニュアル通りの仕事をイメージしている方は、避けたほうが無難です。
ディズニーストアの研修
研修は、ディズニーの歴史や特徴について詰め込まれます。初日は、ビデオを見てレポート提出とかもあるようです。もちろん、研修だけで全て覚えるのは必然的に不可能なので、家に帰ってたっぷり勉強しなければなりません。覚えることが膨大にあるので、覚悟しておきましょう。
ディズニーの知識をしっかり身に付けたら、売り場に出て接客を教わります。仕事を教わる順番は、接客・品出しが先でレジは最後です。
仕事内容
ディズニーストアの代表的な仕事内容を紹介します。
1、ゲストサービス(接客)
接客と言っても、商品の場所や簡単な使い方を教えるだけでなく、結婚式やパーティーなどお客様の目的に相応しい商品を紹介してあげなければなりません。お客様にとって、最高の思い出になるような接客・サービスを提供することが大切です。
単に商品を紹介するだけでなく、特別な装飾を施したり、追加で関連商品を一緒に紹介することもあります。
接客には深い商品知識やディズニーに関する詳しい知識が求められるので、しっかり勉強しなければなりません。
2、キャッシャー(レジ)
いわゆるレジ業務ですが、単にレジを打って商品を袋に詰めるだけでなく、必要に応じてラッピングも求められます。
また、混雑時も笑顔でテキパキとこなせなければなりません。作業を素早くこなすのが苦手な方や、スピードを要求されるとイライラしてしまう方には向きません。
3、ランナー(品出し)
ディズニーストアの品出し業務は、バックルームに商品を取りに行き、陳列担当者に渡すまでです。商品を売り場に並べるのは、ビジュアル(商品陳列)担当の仕事です。
売り場には膨大な種類の在庫があるので、バックルームで目的の商品を探し出すのが大変です。売り場は広いですし、素早く行う必要があるので、精神的にも肉体的にもきついです。
4、ビジュアル(商品陳列)
ランナー(品出し)からもらった商品を出したり、売り場づくりに携わります。売り場づくりの際は、本社作成のマニュアルに基づいて陳列します。
ただ単に商品を置くだけでなく、お客様が商品を見やすいように、手に取りやすいように工夫しなければなりません。常にお客様目線に立って考えることが求められます。
5、クリンリネス
常にタオルを携帯し、陳列棚や鏡を拭いたり、お客様が商品を手に取りやすいように位置を修正します。
クリンネスはとても重要で、暇さえあれば常に行うように心掛けます。お客様が魅力的に感じるような、きれいな売り場を保つことが大切です。
職場環境
職場環境は、ディズニー好きで仕事に厳しい人たちの集まりというのが、共通した評判です。
辛い仕事でも、ディズニーの世界に関わっているのだから苦にならないと考える人ばかりですし、そのように教育されます。笑顔がなかったり、少しでも気を抜いたりすれば怒られます。
お客様に対して「ここまでするのか」というくらいのおもてなしをする人ばかりで、それが辛くて辞めていく人も大勢いるのが現実です。
ディズニーストアのバイトに向いている人
まず、ディズニーが好きなことが大前提です。ただ興味がある程度では甘く、ディズニーのために自分のプライベートを犠牲にできるくらいの考えの持ち主でないと厳しいです。覚えることも多いですし、接客は一切の妥協も許されません。
第二に、臨機応変な対応ができる人。与えられた仕事をマニュアル通りにやれば務まる世界ではなく、「いかにゲスト(お客様)を笑顔にできるか」考えて行動できなければなりません。応用が効かない人や簡単な仕事を好む人は、他の仕事を探しましょう。
最後に、子供が好きなこと。子供が多く来店し、騒いだり走り回ったり、無茶な要求をされても冷静に対応しなければなりません。子供が嫌いで、イライラしてしまう人には向きません。
まとめ
ディズニーストアのバイトは、一見魅力的に映りますが、実際は非常に厳しい世界で、すぐに辞めてしまう人も多くいることがわかりました。周りの先輩方もお客様も厳しいので、気を休めることが許されません。
その代わり、このような厳しい環境でも楽しめるような人なら、大いにやりがいのあるバイトです。
本当にディズニーが好きで、ディズニーのためならどんなつらい仕事でも我慢できるという人だけ応募してください。
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