コンビニの夜勤バイトってぶっちゃけ楽なの?噂の真相を検証してみた!

コンビニ豆知識
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“楽なバイト”として高い人気を誇るコンビニバイト

そのコンビニの中でも楽な時間帯として定評なのが、深夜帯(夜勤)。深夜は来店客が少なく、やるべき作業も早く終わるため、ゆっくりできるそうです。

ただ、お客さんがほとんど来ないこの勤務帯にどんな仕事をしているのかは、意外と知られていません。コンビニバイト未経験者はもちろんのこと、経験者でも他のシフトであれば、夜勤の仕事は謎だらけのはずです。

今回は、コンビニの夜勤バイトが噂通りに楽なのか、じっくり検証してみました。

仕事内容

コンビニバイトと言えば、真っ先にレジ打ちを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

もちろんレジ打ちはコンビニ業務のメインですが、来客の少ない深夜に限っては例外です。夜勤バイトはいったい何をやっているのかというと、膨大な作業を課せられるのです。

コンビニの仕事はレジ打ちだけでなく様々な作業をしなければならないのですが、そのひとつに納品があります。納品とは、トラックで運ばれてきた商品を、正しい数だけ揃っているか検品し、それらをひたすら品出ししていく作業です。

納品はどの時間でもやる仕事なのですが、夜勤以外は納品の種類が少ないのでまだマシです。弁当なら弁当、アイスならアイスというように、せいぜい1、2種類程度なわけです。

ところが深夜になると、弁当類、パン、飲料、菓子、カップ麺、アイス、雑貨、本類というように、あらゆる種類の納品を課せられます。

納品に加え、
弁当やパン類の廃棄、トイレ清掃、おでんの調理(夏~冬場)、フライヤーの調理、タバコの補充、雑誌の付録付け、漫画雑誌や成人雑誌にテープやビニール紐をかける、古くなった本・雑誌の返本・・・

これらの作業を休憩1時間を除いた8時間勤務の間に全て終わらせなければならないのです。もちろん、たまにお客さんも来るので、その対応もしながらです。

この膨大な仕事内容を知れば、「“夜勤は楽”なんて嘘じゃないか」と思うことでしょう。

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夜勤バイトが楽な理由

仕事内容から判断すれば、「コンビニの夜勤は忙しい」と考えるのが妥当です。にもかかわらず、「コンビニの夜勤は“楽”」と評判なのはなぜでしょうか?

この章では、コンビニ夜勤が楽に感じられる理由をまとめました。

余裕を持ったスケジュールが組まれている

いくらレジが暇だからと言って、全ての作業を深夜に押し付けてしまえば、夜勤の人が悲鳴を上げてしまいます。

そうではなく、余裕を持って終わらせられる量になるよう配慮されていれば、落ち着いて作業に取り組めるのです。楽をしたければ、いかにゆとりのあるスケジュールを組まれている店舗で働けるかにかかっています。

十分な人員がいる

私が勤務していたコンビニは、深夜帯をワンオペ(従業員が一人だけ)で回していました。これでは膨大な作業量をこなすのは非常に大変です。それでもやるべき作業は、私が早朝に出勤するまでに全て終わらせていました。

一人でも全部終わらせられるくらいなので、2人、3人でシフトを組めばゆとりを持って働けることは容易に想像できます。

作業スピードが速い

作業が多くて最初のうちは時間がかかってしまうかもしれませんが、慣れればスピードが上がってくるはずです。適切な作業量の店舗であれば、仕事に慣れれば時間が余るようになります。

とりあえず、深夜帯のメイン業務である納品を早く終わらせれば、後は余裕です。夜9:00~朝6:00のシフトであれば、3時くらいまでに食品類の納品を片づけられれば、お客さんも来ないのでとても楽になります。

楽なコンビニの見分け方

楽なコンビニかどうか見分けるには、実際に店舗を見学してみることです。夜勤であれば、深夜時間帯に見学に行き、以下の点をチェックしましょう。

店員の数

まず、ワンオペの店舗は論外です。作業が終わらないどころか、強盗に襲われるリスクも高まります。

必ず店員の数をチェックし、暇な店では2人、駅前などの忙しい店では3人いるか確認してみてください。

店員の動き

店員が暇そうにしていたらチャンスです。さらに、作業も終わり店員同士でおしゃべりしているようであれば、高い確率で楽な店舗と言えるでしょう。

また、大きな声で挨拶するかどうかも大事です。自分が店に入ったときに、元気に「いらっしゃいませ!」という挨拶があった場合は、かなり厳しい店舗だと考えたほうがいいです。もちろん、まじめに働きたければいいのですが、楽をしたい方は、入店しても挨拶されない、あっても小声で「いらっしゃいませ」とやる気のない挨拶しかされないような店舗をおすすめします。

来客数

お客さんの数もチェックしましょう。夜勤と言っても、駅前や繁華街などは意外と忙しい場合もあります。自分が来店したとき、自分以外のお客さんが誰もいないことが理想です。

また、ひとつの時間だけでなく、10時、12時、2時、4時というように、いろいろな時間を覗いてみることで、お客さんの流れを掴めるのでおすすめです。

コンビニ夜勤のやりがい

コンビニの夜勤で働くメリットは、主に3つあります。

時給が高い

夜勤で働く一番のメリットは、何と言っても時給の高いところ。

夜10時以降は、その他の時間より時給が25%UPするので、効率よく稼ぎたい人にはおすすめです。

例えば、通常時給1,000円の店舗であれば、夜勤は時給1,250円。8時間で一万円ですので、週3でシフトに入れば13万円稼げます。一人暮らしであれば、最低限の生活は成り立つレベルです。

相方との雑談を楽しめる

夜勤の勤務時間は7~8時間と長いので、作業も早く終わり暇な時間が発生しやすくなります。

深夜でお客さんが少ないこともあり、相方のバイト店員と雑談を楽しめます。

お客さんと仲良くなれる

深夜帯は仕事に余裕ができるので、お客さんとも仲良くなれます。この時間に訪れるというのは基本的に暇なので、店員に話しかけてくるお客さんも多く、世間話に花を咲かせることができるのです。

コンビニ夜勤の注意点

コンビニの夜勤は、夜~朝にかけて一睡もできません。人間は夜眠るようにできていますので、この時間帯に起きているということは、健康を害する危険性があります。睡眠のリズムが崩れることは、体に大きな負担となりますので、持病のある人や体力に自信のない人にはおすすめできません

また、深夜帯は強盗に襲われる危険性もあり、非常に怖いです。もちろん、可能性は非常に低いですが、最低限頭に入れておく必要はあります。その意味でも、深夜にワンオペさせられる店舗だけは絶対に選んではいけません。

余談ですが、声出しをしっかりやっている店舗は強盗に襲われにくいそうです。「大きな声で挨拶がなされる店舗は楽でない」と書きましたが、強盗対策という点では有効なのです。“安全第一”という観点では、多少厳しいくらいの店舗を選んだ方がいいかもしれません。

まとめ

結論として、コンビニ夜勤バイトが楽かどうかは、オーナー(店長)次第です。なので、勤務前に必ず店舗見学をすることをおすすめします。

見学の際に、店員に職場の様子を聞いてみるのも非常に効果的です。「ぶっちゃけ楽なのか?」とストレートに質問してみるのもいいでしょう。仕事が暇な場合は、喜んで本音をしゃべってくれるはずです。

ただ、健康には十分に留意してください。とにかく夜に一睡もできないので、体調を崩しやすい方は止めておきましょう。

まずは、事前に綿密な下調べを行い、気持ちよく働ける職場を選んでくださいね。

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