パーティー会場などでお客さんの隣に立ち、お酒を注いだり料理を運ぶなどの奉仕をするバンケットレセプタントというバイトがあります。
基本的に女性が重宝される傾向にありますが、ファミレスのように激しく動き回ることもないにもかかわらず、時給2千円くらい稼げてしまうおいしいバイトのようです。
そこで、バンケットレセプタントの仕事内容やメリット・デメリットについて、経験者の愛子さん(仮名)に詳しく語ってもらいました。
バンケットレセプタント応募の流れ
バンケットレセプタントは単発の仕事ですので、自分の好きな日に勤務できます。
まずは求人サイトから応募し、面接で合格となれば晴れて働くことができます。
勤務形態の多くは、その会社から指定されたホテルなどへ派遣されて働く形です。
中には、派遣でなく同じ施設で勤務できる求人もあります。その会場でパーティーが行われる日であれば、いつでも勤務可能です。
接客経験は必要ですが、飲食店のバイト経験がない方でも、丁寧な研修があるのでご安心ください。
時給はいくら?
求人ごとに幅がありますが、時給2,000~5,000円と高めです。特に飲食業経験者は優遇されます。
バンケットレセプタントの仕事内容
当日は、まず事務所から連絡が入り、仕事を受けるところから始まります。指定された時間に現地集合し、控え室にでドレス、もしくはスーツに着替えて、髪の毛のセットも行った後、会場へと入ります。会場はのセッティングは、テーブル、もしくはお座敷です。
最初に全員でお辞儀をして、そして各テーブルについて、お客さんにビールなどのお酒をつぎます。
パーティーの場合には、演目にそって横で待機、レセプタントが各席に立ち、お客さんのテーブルに配膳したり、おしゃべりをしたりしました。約2時間程度で勤務終了となります。
バンケットレセプタントは本当に楽?
ファミレスの昼・夕食ピークのように忙しく動き回ることはなく、ほとんど立っているだけなのでその点では楽かもしれません。また、好きな日に仕事を入れられるのもメリットです。
ただ、お客さんとは2時間の間コミュニケーションを取る必要がありますので、とても気を遣います。言葉遣い、挨拶はもちろん、常に笑顔で対応しなければなりません。
バンケットレセプタントのきついところ
嫌なお客さんがいたとしても、笑顔で応対しなければならないことが最も辛かったです。
セクハラまがいのことをされてしまったり、きつい口調、失礼なことを言われたりしても、笑顔で絶えなければいけません。
また、パーティーの場合、2時間ヒールでたちっぱなしになりますので足が痛くなってしまうのと、移動などの体力的な負担が大変でした。
バンケットレセプタントのやりがい
色んなお客さんに出会うことが出来て、終わった後に「お姉さんのおかげで美味しくお酒が飲めました」と言っていただけたことです。
お客さんが笑顔で忘年会を楽しんでくれているのをみると、やっていて良かったなと思うことがありました。
まとめ
バンケットレセプタントのバイトは、体力的負担が少ないにもかかわらず時給が非常に高く、一般的な飲食系バイトと比べて割がいいバイトであると言えます。
ただ、常に笑顔でいないといけませんし、お客さんを退屈させない会話力が求められますので、マニュアルに沿った仕事を淡々とこなしていきたい方には向きません。
自然な笑顔に自信のあり、お客さんに楽しんでもらえるくらい豊富な話題を提供でき、優れたコミュニケーション能力のある方におすすめです。
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