【体験談】鼻から胃カメラを受けて感じたすべてのこと

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鼻から胃カメラは、口からよりも楽だと言われています。

しかし、「とても辛かった」という人も中にはいます。

果たして、どちらが本当なのでしょうか?

実際に体験した私が、鼻から胃カメラをレビューします。




検査の流れ

まずは、胃カメラ挿入前の流れを説明します。鎮静剤は、使用しない前提です。

1、胃の泡を消す液体をコップ1杯飲みます。甘い味がついているので、辛くはありません。

1の後、ベッドに横になります。

2、胃カメラの管を通りやすくする薬を両方の鼻穴に挿入。
3、鼻穴に麻酔をします。私が検査を行った医院では、チューブに薬を塗って挿入しました。このチューブが鼻の奥まで通らない人は、鼻から胃カメラはできないそうです
4、喉に麻酔をします。ゼリー状の液体を数分間口にためておくように指示されます。
5、麻酔が十分に効いたら、4のゼリー状液体をティッシュに吐き出し、検査開始になります。

喉の麻酔が効いてくると呑み込みができなくなるので、唾やゼリー状の液体が気管支に流れてしまう場合があり、むせてしまって苦しいです。麻酔で唾を飲み込めない、または間違って飲み込んで気管支に入ってしまうので、胃カメラよりつらかったりします。

検査開始

いよいよ検査開始です。

鼻穴の中に管が挿入されていきます。私が受けた医院では、モニターで自分の胃の中を覗けるようにしてくれていました。

苦しさについてですが、管が食道付近に到達するまでは何も感じません。口からやる場合であれば、喉に入る前から「オェー!」となると思いますので、その意味において、鼻からの方が楽と言えるでしょう。

食道に到達してから胃に入るまでの数十秒間が最大の山場になります。私は喉の異物感で少し苦しく感じた程度でしたが、人によっては激しい吐き気を覚えることもあるそうです。しばらくしたら収まるので、我慢のしどころです。

胃の中を通り抜け、その奥の十二指腸まで到達したところで、管を抜きながら胃と十二指腸をじっくり観察していきます。私は十二指腸はきれいだったので、すぐに胃の出口に移動ました。

私はピロリ菌性胃炎だったので、胃の出口付近に炎症がありました。炎症部分に青い染色液を撒き、進み具合や癌・潰瘍等がないかじっくり調べていきます。観察の結果、鳥肌胃炎であることが判明しました。

その後、また管を抜きながら、胃の真ん中から入口にかけて異常がないか観察していきます。幸いなことに、私の胃炎は胃の下半分までに留まっていました。高齢の方であれば、長年ピロリ菌を飼っているため、胃全体が委縮してしまっているそうです。

最後カメラを抜くとき少し苦しいですが、ほんの少しの時間なので、入れるときに比べれば大したことはありません。

鼻から胃カメラは辛いのか?

鼻から胃カメラが辛いかどうかは、個人差が大きいです。鼻からやった場合でも、管が食道付近に到達したとき、嘔吐反射が起こってしまう人もいるそうです。

ただ、

経鼻内視鏡を経験した97%以上の人が、「次回も鼻から入る内視鏡を選ぶ」とアンケートに答えています。
引用:富士フィルム『INNOVATION』


私は口から胃カメラを経験したことはないですが、口からやるよりは間違いなく楽だと思います。


また、検査が辛いかどうかは医師の腕前にも大きく依存します。幸いなことに、私を担当した医師は上手だったので、それほど苦しまずに済みました。私がその医師を選んだ理由は、近所の人から評判だったからです。

もし胃カメラ検査を楽に受けたい場合は、口コミなどで評判の先生を選ぶといいと言えます。

迷っているなら絶対受けるべき

今現在、胃に不快な症状があるなら、迷わず胃カメラ検査を受けるべきです。

特にピロリ菌がいる場合、将来胃がんになる確率が高くなりますし、今ガンができている可能性もゼロではないので、すぐにでも受けるべきでしょう。除菌後は胃がんになる確率をグンと減らせます。それもできるだけ若いうちにするほど、効果もあがるそうです。

私は胃痛に悩まされてきましたが、胃カメラは苦しいというイメージがあり、人間ドックでピロリ菌が見つかるまで、10年以上躊躇してしまいました。実際にやってみると思ったほど苦しくなかったので、もっと早くやっておけばよかったと後悔しています。

検査が不安であれば、鎮静剤を打って眠りながらやることもできるので、ぜひ一度、勇気を振り絞って受けてみることをおすすめします。



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