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人生を変えた「ニートの海外就職日記」7つの教え

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現在の職業は、フリーター兼ブロガー。これまで接客・非接客合わせて5種類のアルバイトを経験。職場における失敗&成功体験から得られた情報をお伝えしてきます。
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ある夏の日のことだった

いつものように

「ニートの海外就職日記」

と検索をかけ、一番上に表示されたサイトをクリックする

ここまでは、普段と何ら変わりはなかった

次の瞬間に飛び込んでくる衝撃の一文を目にするまでは・・・


“ブログが起因で身の危険を感じる出来事があったため、閉鎖に至りました”

驚きと絶望のあまり、私は言葉を失った・・・


あれから6年、社会のレールを外れ、ニートとしてもがき続けている私だが、海外就職の夢は今も失っていない。

そんな良くも悪くも私の人生に大きな影響を及ぼした「ニートの海外就職日記」の教えをシェアしていきたい。



仕事なんてクソだろ?(Job is Shit!)

「仕事なんてクソだろ?」

今なお語り草になっている「ニートの海外就職日記」を語るとき、絶対に外せない名フレーズ。

長時間労働を強制し、残業を拒む社員には反乱因子のレッテルを貼り排除するといった、まさに奴隷制度で成り立つ日本の労働環境を気持ちいいくらい痛快に批判した表現です。

私も仕事で嫌な思いをしたとき、この言葉にどれだけ救われたか計り知れません。


当時は、海外ニート氏1)「ニートの海外就職日記」の著者の言う「クソ労働環境」が当たり前のように肯定され、それに異を唱えようものなら抹殺されてしまう雰囲気が漂っていました。

そんな中、勇気を持ってタブー視されていた問題に切り込み、“Job is Shit!” というキャッチフレーズで警笛を鳴らし続けてくれた優良ブログが、悪しき慣習を守ろうとする既得権益者からの圧力により、突然の閉鎖に至ったことは悲劇に他なりません。


今日、某企業で長時間労働を起因とした犠牲者が明るみに出たことで、「働き方改革」なるものが提唱され、ようやく労働環境を見直す動きが出始めましたが、まだ一部の大企業にとどまっているのが現状です。

仕事そのものはクソだって認識する事から始まる


海外では仕事そのものはクソだって認識する事から始まってると思う。仕事はクソだ。それはしょうがない。じゃあ、どうすればそのクソと少しでも快適に付き合って行けるのか?って感じ



ー 長時間労働、サービス残業、過労死 -

日本の労働環境の醜さは、世界からも好奇の目で見られているほどです。


なぜ日本企業だけが、こんなにも卑屈なのか?

その答えが

「海外では、仕事そのものはクソだって認識する事から始まる」

というフレーズに凝縮されています。

「仕事は尊いものだ」という価値観で洗脳し、どんな不当な扱いを受けても一切声を挙げずに我慢し続ける“社畜”を大量生産してきたのが、日本企業なのです。


私が就職活動していたときに強い違和感を感じたのが、ある企業の求人サイトに掲載されていた社員の言葉「仕事にハマる」です。

もちろん本当に楽しいと感じて働いている人がいることも否定しません。


しかし、本当に自分が好きなことを仕事にできた人は、いったいどれほどいるでしょうか?

スポーツ選手、アーティスト、芸術家、漫画家、小説家、物理学者…

夢は持っていたけど、「自分には才能がない」「生活していくのが厳しい」と悟り、今の仕事に妥協せざるを得なかったという人が大半だと思います。

つまり、「好きで仕事をしている」ではなく、「食っていくために仕方なく働いている」という表現がふさわしいのではないでしょうか?


そうであれば、海外のように「仕事そのものはクソだって認識」を持ち、定時キッカリに帰宅できる利用可能な有給休暇は自由に取れるといった、ストレスを最小限に抑えて働ける環境を整えることこそが、今の日本企業に突きつけられた喫緊の課題と言えます。

手書きの履歴書は日本の会社の非効率さを映す鏡


手書きで一枚一枚丁寧に書いて、間違ったら修正ペンを使う事も許されず、最初から書き直しw。罰ゲームですかw?[……]手書きの履歴書より、パソコンで作るほうが明らかに早いし、読みやすいし、管理もしやすいだろうに。



「クソ労働環境」は、就活のときから始まっているのかもしれません。


私が就活していたとき、履歴書にかなりイラつかされていました。

ー 名前・住所・電話番号・メールアドレス・学歴・志望動機 -

履歴書一枚書くだけで、1時間以上(志望動機を考える時間は除く)費やしていたものです。

失敗したら一番最初から書き直すので、余計に時間を浪費します。

それでも3、4社だけの応募ならまだいいです。

最終的に100社近く応募したので、1社ごとに最初から同じことを書き直し、それを100回繰り返す羽目になりました。

さらにバカげたことに、履歴書だけでなく“手書き”エントリーシートまで要求する企業もあり、原稿用紙5枚分以上の文字数を丸1日かけて書かされるのです。


もしパソコンで作っていいのなら、話は全然違っています。

失敗しても書き直す必要はありませんし、何社受けようと、志望動機だけ書き直し(打ち直し)印刷すればいいだけです。

これなら時間やお金(履歴書代)だけでなく、失敗した履歴書を破らなくて済むという意味では、資源の無駄も省けます

これだけ環境問題が叫ばれている昨今、手書きの履歴書を強いるというのは笑い話に他なりません。


今の私が就活生に戻ったら、誰がなんて言おうがパソコンで作ります。

海外ニート氏の提言に啓発され、最近、履歴書は全てパソコンで作るようになりましたが、どれほど非効率なことをしていたか、改めて思い知らされました。

奴隷型顧客満足度第一主義を推奨する日本社会

「お客様は神様!」

日本社会では当たり前に用いられるこの言葉、どれほど労働者側を苦しめているかわかりますか?


荷物が注文翌日に到着する、お店は夜遅くまで営業、列車が遅れるたびに「申し訳ございませんでした」というアナウンスが流れる、次か次へと様々なサービスが導入される、電気・ガス・水道等のトラブルはすぐ駆けつけてくれる…

世界中の人からも絶賛される日本のサービス。お客様の立場としては非常にありがたいですが、働く立場になったとき苦しむことになります。


少ない人手で大量の荷物を翌日までに全て届けるとなると、休憩もろくにとれず、残業も強いられるでしょう。

夜遅くまで営業すれば、開店から閉店まで8時間を超えて働くことも増えます。

便利さと引き換えに長時間労働がはびこり、挙句にサービス残業を課す企業も出てくるのです


海外ニート氏の「日本の労働環境が“クソ”なのは、奴隷型顧客満足度第一主義を推奨するからだ」という主張は、本当に的を得ていると実感させられます。


私自身、アルバイトで接客業を経験し、散々辛い目に遭わされてきたからです。

「ちょっとしたミスで怒鳴りつけられる」

「少しでも時間がかかれば、ため息をつかれる」


お客様だからと言って店員にクレームをつければ、自分に跳ね返ってくることが身に染みて理解できたので、今では店員の態度に腹を立てないよう心掛けています。





ニートこそ正常


ニートがこの厳しい日本社会から脱落したからって「オラッ、怠け者!しっかり働け!」とか責める方がおかしいんだよ!世界基準ではニート(日本でこの状態でいること)こそ正常。我慢して働いてる大多数の日本人の方が異常


ニートになった今、「ニートこそ正常」という言葉にとても勇気づけられています。

刑務所以上に人権が軽んじて扱われる“クソ労働環境”から脱落し、ニートになるしかなかった人が、なぜ咎められなければならないのでしょうか?

日本ではニートや無職を犯罪者扱いする風潮がありますが、そういう思想こそが、生きる希望を奪い、自ら命を絶ってしまう人を増やすことにつながるのだと思い知るべきです。


昨今、有名企業で起きた女性新入社員の過労死事件が、正に格好の例と言えるでしょう。


この事件が騒がれ始めた矢先、私が電車に乗っていたときに遭遇した2人組の女子高生が、ちょうどこの事件を議論しており、一人がこんな疑問を呈していました。

「あの学歴、ルックスで自殺しちゃうなんてもったいなくない?」

これだけ優秀であれば、いくらでも転職先があるといいたかったようですが、現実はそう甘いものではありません。


彼女が自殺を思いとどまっていたらと仮定しましょう。

当然退職届を提出することになり、実家に戻るはずです。

しかし、過重労働で精神をやられてしまっていますから、転職活動する意欲は長期間湧かないでしょう。

彼女はシングルマザーのもとで育ち、家計もあまり裕福でなかったそうですから、長い間働かず実家にこもっていれば、相応の生活費がかさみ、生活にもゆとりがなくなります。

自殺の瀬戸際をさまよっていた際には「早く会社を辞めて帰っておいで」と優しく説いていたお母様からも、「いつまでも家にいないで、早く仕事しなさい!」と言われてしまうことは想像に難くありません。

今の日本社会の構図では、1年もせずに退職した後、長いブランク期間を経て転職活動を再開した場合、正社員の職にありつくのは厳しいのが現状です。

最悪、生活保護の申請まで行き着くことも考えられますし、そうなれば周りから冷たい視線を浴び続けることでしょう。


実際、彼女のように“クソ労働環境”が原因でうつ病を発症し、ニートになったり、生活保護を受給している人もたくさんいます

そのような人たちを、「俺たちの税金を無駄に使いやがって!」と泥棒扱いする意見がネット上には無数に溢れていますが、そんな冷徹な考えが淘汰されない限り、“弱肉強食”社会は悪化の一途をたどるだけでしょう。

クソ日系企業

私が「ニートの海外就職日記」に出会ったのは、海外ニート氏がちょうどシンガポールの日系企業で働いていたときです。

ブログでは、日系企業の醜さが赤裸々に綴られておりました。


長時間労働は当たり前で、奴隷の如くこき使われます。

定時退社しようとする海外ニート氏は、上司に引き留められますが、それでも断固として拒み続けました。

その時の心境を、テレビ朝日のサッカー中継で使われる

「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」

という名文句で表現されています。


一人で権力に立ち向かい徹底抗戦を続ける海外ニート氏の勇姿を、リアルタイムで描いた記事の数々に「スカッ」とさせられたものです。

同時に、「海外就職するなら、ハードルは高いけど日系以外を選ぼう」と決断させてくれました。

ニートでも海外就職できる!

「ニートでも海外就職できるんだ!」

私に再び自信を取り戻してくれたのが、「ニートの海外就職日記」です。




大学卒業 → パチプロ(パチンコで稼ぐ) → ワーキングホリデー(オーストラリア)→ 日雇い労働者 → オーストラリア大学院留学 → シンガポール日系企業就職 → シンガポール外資系就職

海外ニート氏の経歴を見てわかるように、1日たりとも社員経験をせずに、海外就職を果たしています


「海外就職するのに日本での経験は必要ない。“留学”すればいいじゃないか!」という氏の教えが、私の中で挫折しかけていた夢を再び押し上げてくれました。














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1. 「ニートの海外就職日記」の著者
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現在の職業は、フリーター兼ブロガー。これまで接客・非接客合わせて5種類のアルバイトを経験。職場における失敗&成功体験から得られた情報をお伝えしてきます。
詳しいプロフィールはこちら

Comment

  1. とらぞう より:

    記事拝見しました。海外ニート氏は一体どのような脅迫を受けたのか今でも気になっています、、、
    ところで、働かない人間に対して冷たくするのはとどにつまり自分達が嫌なことを我慢してやっていると自白していることに他なりませんよね(笑)
    こっちは働かなくてもいいように(労働しなくてもいいように)副業で食べられるようにして今のように楽な思いをしているのですからもう少し寛大になって欲しいものです。
    努力の程度で言えば今楽をして食べている人間の方が、ずっと前からはるかに努力していたケースの方が多いです。だから労働することしか脳のない人間は自業自得というべきですね。あ、だから普段から苛立っているんですねあの人たちは(笑)

    • sigoto3 より:

      仰る通りです。この国は、汗水垂らして会社の言われるがままに労働する人間が偉いという風潮がありますが、働かないで食っていけるシステムを築きあげた人はその何倍も努力しているのです。

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