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コンサートスタッフバイトは過酷すぎる?経験者の評判で明かされた実態

 
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私の体験や経験者へのインタビューをもとに様々なバイトの裏側を紹介していきます。
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大好きなアーティストに関われるバイト、コンサートスタッフ。運が良ければ、生歌を聴けちゃうかもしれません。バイト友達を作れたり、異性との出会いのチャンスもあります。

そんな魅力がたっぷり詰まったバイトですが、楽しいことばかりではありません。

今回は、仕事内容や評判、メリット・デメリット等、コンサートスタッフのバイトをするなら、必ず知っておくべき事項をまとめました。
 

 

コンサートスタッフの仕事の種類

一口にコンサートスタッフといっても、仕事の種類は様々です。ここでは、代表的な5種類の仕事を紹介します。
 

グッズの販売

ライブコンサート会場でのグッズの販売です。出演アーティスト関連のうちわ、写真、Tシャツなどを販売します。

会計は電卓による手打ち計算です。人によっては、バーコードリーダーを使用する場合もあります。
 

会場の設営

ライブ会場の前日と当日の会場設置や準備、ライブ終了後の撤去作業をします。

会場設置は、主にリーダーが指示した資材等をメンバーと一緒に取りに行って設置し、また次の資材を取りに行くというルーティンワークです。

撤去は、設置の逆で、設置した資材を指示された場所に片付けます。
 

お客様の案内・誘導

座席の場所がわからないお客様に付き添って案内したり、入場時の持ち物検査やチケット確認などが主な仕事内容です。

開場時にはメガホンを使って持ち物検査への協力を呼びかけたり、会場内での注意事項を繰り返し大声で案内します。また、迷子になった子供を保護することもあります。
 

クローク業務

ライブハウスやイベント会場でお客様の手荷物をお預かりします。

料金をいただき、ポリ袋(透明の45Lゴミ袋)を渡して各自荷物を入れていただき、番号札と引き換えに荷物(ポリ袋)を預かり、所定の場所で保管・管理、終演後に番号札に応じて荷物を返却するという流れです。
 

警備

当日はお客様が殺到するので、将棋倒し等の事故が起こらないよう、お客様の安全を守るのが警備の仕事です。

その他、駐車場で来場者の車を誘導する仕事もあります。
 

きついこと

コンサートスタッフのバイトは、特に次の3点がきついです。

・ 拘束時間が長い
・ 暑さで体調を崩す危険性
・ 暴力的なリーダーに当たる可能性

まず、拘束時間の長さです。日雇いバイトは、9時間拘束(8時間労働・1時間休憩のパターン)が一般的ですが、コンサートスタッフの場合、ステージを設営するのに時間がかかったりすると、拘束時間が10時間を超えるなんてこともザラにあります。中には、途中で体調を崩す人もいるくらいです。

次に、屋外での仕事になりますので、雨天や暑さといった過酷な環境での勤務になります。特に、夏は炎天下での仕事になりますので、体調を崩しやすいです。水分補給をしっかり行い、途中で倒れて他の人に迷惑を掛けないようにしましょう。

3つ目は、現場によって暴力的なリーダーに当たる可能性もあることです。ずっと罵声を浴びせられながら働くこともあります。そのような環境に慣れていない人は、コンサートスタッフのバイトを選ばないほうがいいでしょう。
 

やりがい

まず、好きなアーティストの仕事に携われることが挙げられます。遠くから歌声を楽しめたり、現場によっては間近でライブを見られるので、ファンにとってはこの上ない喜びになるはずです。

次に、一緒に働く仲間と親しくなれることです。異性と出会えるチャンスもあります。仲間同士で好きなアーティストの話題で盛り上がれるのも、コンサートスタッフならではの魅力です。
 

コンサートスタッフバイトの評判

人間関係

明るい人が多く、ぎすぎすはしていません。
若い方が多く、見た目髪の色が明るめの人や、いかにもバンド大好きな感じの人が多いので音楽好きであれば話が弾みやすいです。
結構意見をはっきり言う人も多いので、もくもく作業したい人やおとなしい人には向かないかもしれません。
(20代 女性)

派遣式のバイトだったため、現場で会う人はほとんどが初対面の人ばかりでした。
しかし、どなたも音楽が好き、ライブが好きという方ばかりで、嫌な気持ちになることはありませんでした。
休憩時間は、好きなアーティストの話をしたり、自分が行く予定のライブの話をしたりと楽しく過ごせました。
(30代 女性)

体育会系で上下関係が厳しい職場でした。先輩の言うことは絶対で、後輩は理不尽な仕打ちやイジメがあっても逆らう人は皆無でした。外から見ているととても異常に見えました。乱暴なスタッフさんだと、後輩や自分よりも立場の低い人を蹴り付けたり平気でしていました。
(20代 男性)

 

メリット

稀にですがコンサートグッズ(着用したTシャツ)などがもらえることがあります。また好きなアーティストであればちょっと目にすることやライブが聞こえてきたりもして、楽しんで仕事が出来ます。
大きなライブ会場が出来ていく過程を見られるのもやりがいの一つです。
(20代 女性 グッズ販売)

この仕事を通してライブ会場の裏側を見られることです。「この会場でアーティストが演奏するんだなぁ」「このマイクを使うのか」「自分はそれに関わっていられる」と感激しました。
(30代 男性 会場設営)

当日の割り振られる担当業務によりますが、自分の好きなアーティストの公演に携われる可能性があることは、とても魅力的だと思います。
また、それまで興味のなかったアーティストでも、現場に参加することで、自分の音楽の幅が広がります。グッズの可愛さやファンの方の雰囲気に触れたりするので、その後好きになったり聞いてみたいと思うようになりました。
(30代 女性 お客様案内・誘導)

設営や撤去の作業はなかなかの力仕事なので、筋肉が付いて体が鍛えられるのがメリットと言えます。
また、乱暴なスタッフが多く、怒鳴られる事もしょっちゅうだったので精神的に鍛えられました。
異性も割りと多くいるので、カップルになる人達もいました。
(20代 男性 会場設営)

クローク業務のピークは基本的に開演前と開演後なので、その時間だけ集中すれば、公演中は比較的自由に行動できることがよかったです。
(40代 男性 クローク業務)

 

デメリット

屋外の場合、天気が雨でも晴れでも体調管理が大変です。日焼けや水分補給などしっかり対策をしなければ仕事どころではなくなります。またグッズの販売は計算ミス、数量ミスがないよう気をつけなければいけないこと、グッズのメンバーを覚えていなければならない、名前を間違えてはいけない(失礼だと怒鳴るお客様もいる)等、アーティストへの尊敬を表さなければいけないことも特殊だと思いました。
(20代 女性 グッズ販売)

とにかく設置作業に関しても撤去作業に関しても時間厳守だったので、作業が終了して報告に行き次の指示を待つ間、自分で仕事を見つけて行動する力が求められました。
どこまで勝手にやって良いのか判断するのが、当時の自分には難しく大変でした。
あとは単純に力仕事なのでシンドかったです。
(30代 男性 会場設営)

真夏の現場では、テントの下とはいえ、暑さで体調を崩すこともありました。
水分補給などは禁止されていませんが、お客様のタイミングなどをしっかりと確保しなければ、倒れて他のスタッフに迷惑をかけてしまいます。
普段体力があると思っていても、いつも以上に体調管理に気をつけなければなりません。
(30代 女性 お客様案内・誘導)

勤務時間が長いことです。ステージの設営や撤去に時間のかかる大規模なステージだと、拘束時間が20時間くらいになることも珍しくなかったです。休憩や待機をする時間と、忙しい時間の差が激しいのが大変でした。中には途中で具合悪くなって帰る人もいました。
(20代 男性 会場設営)

先述の通り、開演前と後がピークです。大勢の方が一刻も早くと押しかけることも多いので迅速かつ丁寧に行う必要があります。また、盗難・紛失・受け渡しミスなどのトラブルがないよう十分に気をつけなくてはなりません。
(40代 男性 クローク業務)

 

まとめ

コンサートスタッフは、好きなアーティストのライブが聞けたり、友達をたくさん作れること、おまけに異性と出会えるチャンスもあるなど、楽しみがいっぱい詰まっています。

その一方、長時間拘束や真夏の暑さなど、非常に過酷な環境下での仕事で、現場によっては、リーダーから何度も罵声を浴びせられることもあり、正直、体育会系タイプでないとかなり厳しいです。

コンサートスタッフのバイトに興味のある方は、メリット・デメリットをよく理解したうえで始めましょう。

 

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