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図書館バイトは楽そうだけど実際どうなの?経験者5人に本音を聞いてみた

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現在の職業は、フリーター兼ブロガー。これまで接客・非接客合わせて5種類のアルバイトを経験。職場における失敗&成功体験から得られた情報をお伝えしてきます。
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遠目から見ていると、ついつい楽なイメージを抱いてしまいがちな図書館バイト。

確かに、空調の効いた快適な室内で座ってできるので、楽そうに見えます。

でも、カウンターでの受付シーン以外、仕事内容がベールに包まれているのも事実。裏ではきつい仕事もあるのでは?とも考えられます。

そこで、図書館バイト経験者5人に裏側を伺いました。どんな仕事をし、どこが楽で、どこがきついのか?詳しくご紹介します。




図書館バイトの基本情報

仕事内容

カウンターでの受付が中心ですが、その他本の整理や事務作業もあります。

1、 カウンター業務
本の貸出し返却、予約の手続き、利用者カードの作成と説明、本の場所を案内、レファレンス、

レファレンスは、お客様からから依頼された情報について詳しく記載されている資料を紹介する業務です。例えば、「タバコの発がん性についての医学的根拠を知りたい」と依頼された場合、タバコの発がん性が記載された論文や本を館内から探し出し紹介します。

2、 その他業務
お客様から依頼された本を書庫から取り出す、返却本を書庫や本棚に戻す、本の整理整頓、本の修理、新刊書籍のデータ登録やカバー掛け、館内整理

館内整理は、月に1度、本を所定の位置に戻す、本の場所の移動、修理が必要な本を抜き出すなど、普段できない大掛かりな作業を行う日です。重い本を扱うこともあるので力仕事になります。

楽?きつい?

楽な点は、エアコンの効いた館内で座ってできること、販売や飲食店のように短い時間にお客様が殺到することはないので、常に落ち着いて働けることです。

一方、重い本を運ぶような力仕事もあるため、腰痛や筋肉痛になる可能性もあります。

その他、所定の位置にない本を見つけ出し一冊ずつ正しい場所に戻す作業も、人によってはストレスに感じるかもしれません。

図書館業務は接客業の一種ですので、お客様から怒られることもあるでしょう。

お客様が探されている本が書庫にあれば、従業員が書庫から取り出します。その際、書庫にある本の位置関係を把握できていないと、探すのに時間がかかってしまえば、待たされたお客様の気分を害することになるでしょう。

館内にある本でも、所定の場所にない本を探し出すのは苦労します。適当な位置に本を戻すお客様も多いため、検索機では「在庫あり」になっているのに見つからないこともザラにあり、そのことで機嫌を悪くするお客様もいるかもしれません。

図書館の仕事は、のんびりでき楽に見えますが、意外と大変なこともあります。ただ、急かされることも動き回ることもないため、マイペースな人や体力に自信のない人でも務まり、バイトの中では楽な部類と言えます。

図書館バイトの体験談

Kさん 30代 女性

ー 仕事内容を教えてください

カウンターのお仕事だと本の貸出し返却、予約の手続き。利用者カードの作成と利用の仕方の説明。レファレンス等。
カウンター以外でのお仕事だと本の装備、修理。季節に合った本や話題の本の展示。その他、お話会で絵本の読み聞かせをしました。

ー 楽なところを教えてください

まず、ノルマがないこと。利益を求められていないので、あまりせかせか働かなくてもいいのでその点は楽です。
次に残業がないこと。決まった時間に仕事が終わります。そもそも残業するほどの急がなければいけないお仕事もありません。

ー 辛かったことを教えてください

レファレンスで本のタイトルをうろ覚えで言う人に困りました。1文字でもまちがえるとデータにヒットしません。予測変換の機能をつけてほしいと思ったことが何度もあります。なので新刊や話題の本について、自分で積極的に情報収集するように努めました。

ー 失敗したことを教えてください

この本を探してほしいと言われ、探しに行って見つけられず、ありませんと謝り、他の図書館からお取り寄せをする手続きをした後、よくよく探したら、本来ある場所のちょっと離れた場所にあり、本来ならその場ですぐ本を渡せたのにできなかったこと。
他の利用者がその場で読んで、他の場所に悪気なくまちがえて戻すことはよくあることなので、それをふまえて探せばよかったと反省。

Sさん 30代 女性

ー 仕事内容を教えてください

大学図書館で、司書の補助として書架の整理整頓、新刊書籍のデータ登録やカバー掛け、書籍の盗難を防止する磁気タグ付けなどの事務作業を主にやっていました。
またカウンター業務においては、図書の貸出手続きや、欲しい情報が載っている本を検索して情報提供するレファレンスも手伝っていました。

ー 楽なところを教えてください

図書館内は季節に合わせた空調設備が完備されていたため、夏は涼しく、冬は暖かく快適でした。
またカウンター業務を担当すると、ほぼ座って行えるため楽でした。
全体的には事務的な単純作業が多く、やる事をひととおり覚えてしまえば楽にこなすことができました。

ー 辛かったことを教えてください

書架の整理整頓が意外と重労働で大変でした。あるカテゴリーの本を丸々ほかの場所へと配置替えした時は、本棚から本棚へ本を移し替えるだけなのに一冊一冊が重く大変で、手足が筋肉痛になりました。
また、利用する人が手に取った本を適当に棚に戻すことが多く、その本を本当に必要な人が見つけられないと困るため、毎日毎日本を正しい位置に戻すために見回りをしていたのが大変でした。小さなラベルを延々と見て、違う位置にある本を見つけては正しい位置に戻すのを繰り返さねばならず、意外と神経を使いました。

ー 失敗したことを教えてください

書架のかなり上にある本を取り出す必要があり、長いハシゴをかけて登って取り出した後、そのハシゴを間違えて倒してしまうという失敗をしました。静かな館内にハシゴの倒れる大きな音がガシャーン!と響いてしまい、上の人に大目玉をくらいました。
幸い利用者も周りにおらず、怪我人が出ず良かったのですが、今思い出してもヒヤッとする恥ずかしい失敗です。

Pさん 40代 男性

ー 仕事内容を教えてください

学生の時にアルバイトしていました。図書館の規模にもよって違うと思います。受付の窓口対応、本の整理整頓・在庫確認・返却などの遅延の確認。館内の清掃・館内にいるお客さまの対応、本などを探したり、検索パネルの操作方法などを案内していました。

ー 楽なところを教えてください

館内の設備や空調はしっかりと整備されているので、どの季節でも働きやすい環境だと思います。また、仕事の終わる時間も延びることがないので、予定をいれやすい職場だと感じました。利益を追求する職場ではないので、精神的に楽でした。

ー 辛かったことを教えてください

一度館内で、大きめの地震が発生して大変な思いをしました。館内にいるお客様の誘導避難、情報収集。ケガをした人の手当など。
また、そのあとの本棚の修理、本の整理整頓・在庫確認のための棚卸が大変でした。数も合わないのでデーターベースの修正に苦労しました。

ー 失敗したことを教えてください

比較的に大きな失敗はありませんでしたが、数か月に一回ぐらいは、お酒を飲んでいる人や騒ぐ人達が来店してくるので、その対応で大変な思いをしました。若い時だったので、顔に嫌気がでてしまい、その態度が気にいらなかったせいで、2時間いすわられて大変でした。

Sさん 40代 女性

ー 仕事内容を教えてください

返却された本と貸し出し本のバーコード読み取りと、返却本の本棚への返却、書庫へ本を探しに行くことでした。
返却本はスキャン漏れがないように、二度読み取りを行いました。貸し出し本は予約で取り置きしたものを渡す作業もありました。

ー 楽なところを教えてください

利用者が少ない時は本棚の整理くらいでした。
利用者が適当に戻してあることが多かったので、仕事がはかどりました。手に取りやすいように奥まで入れず、手前に並べるなどの工夫もしました。
バタバタと走り回る仕事ではないので、体力的には楽でした。

ー 辛かったことを教えてください

肩が上がらなくなりました。返却本を配架するときに、つい一度に済ませようとたくさんの本を抱えていたためか肩が上がらなくなり、病院で四十肩と診断を受けました。
書庫での本探しも大変でした。膨大な本の中から探すため、場所をだいたい覚えておかないとウロウロするばかりで時間が経ってしまい、利用者を待たせたり、別の職員にお願いしたりして迷惑をかけることがありました。

ー 失敗したことを教えてください

本は好きで読んでいたつもりでしたが、図書館で働く人は私が想像していた以上に本好きな人ばかりだったことです。
本の知識がすごく、自分の勉強不足を日々感じていました。私は一度しか当たっていないのですが、レファレンスを依頼されたときは知識不足を痛感し、利用者に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
これが仕事の失敗とも言えますが、バイトに入ったこと自体が失敗だったかなと思います。

Jさん 50代 女性

ー 仕事内容を教えてください

主に貸し出しを担当していました。ほとんどが機械で自分で貸し出しを行えるようになっているのですが、わからない人もいるため、その対応です。
その他、カウンターにいて、貸出機を通せない他市から借りた本などの貸し出しを行っていました。

ー 楽なところを教えてください

ほとんど座っていられるので楽でした。図書館は静かですし、ざわついたところの嫌いな私にはちょうどよかったです。
新しい本の情報がよくわかりますし、人気の書籍もわかります。本好きにとっては良い職場だと思います。

ー 辛かったことを教えてください

小さなお子さん連れのお母様なのですが、子どもが暴れていても大声を出しても注意をしない人がいました。
他の利用者もおられるので係の者で注意をうながすのですが、わかっていただけないお母様もいらっしゃってトラブルになったときが大変でした。

ー 失敗したことを教えてください

本を直す作業が、本当に難しかったです。書庫は寒いので冬とかは大変です。
閉館間際にまとめて行うことが多かったのですが、分類番号順とはいえ、細かい文字なので見にくく、何度か間違えて直してしまったことがあります。

まとめ

図書館バイトは多少の力仕事もありますが、快適な室内で座ってでき、焦って作業する必要もないので体力的には楽です。

司書などの資格も必要ありません。

ただ仕事内容は多岐にわたります。単にカウンターでお客様対応するだけでなく、事務作業や力仕事もこなさなければなりません。

また、接客という面でも大変です。

例えば、レファレンス業務は、お客様の要望を聞き取って適切な資料を提供する必要があるため、高度なコミュニケーション能力と知識が求められます。

また、館内の本の位置関係を把握できていなければ、本を見つけるのに時間がかかってしまい、お客様の期待に沿う役割を果たせません。

単に「楽そうだからやってみよう」と軽い気持ちで始めてしまうと、辛い思いをすることになるでしょう。

でも、本が好きで、「お客様の役に立ちたい」という強い意志がある方であれば、十分にやりがいを感じられるはず。良い応対ができれば、お客様から感謝されることもあるでしょう。新しい本や人気書籍の情報が手に入るのも嬉しいですね。



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