日本人でも日本が嫌いになる理由7つ!悪質タックル問題は氷山の一角?

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先日、有名私大のアメフト部による悪質タックル事件が起きました。プレイを止めて無警戒になっている相手チームの選手にタックルをし怪我させるという、非常に悪質な行為であることは言うまでもありません。

しかし問題は、タックルをした選手側でなく指導者にありました。監督やコーチが「相手の○○選手を潰して来い!そうすれば試合に使ってやる」と言ったとか。日本の部活というものは監督の命令が絶対なので、理不尽な命令でも逆らうことはできず悲劇に至ったわけです。

今や日本国民であれば誰もが知っているこの事件。もし、「これと同じようなことがあなた自身にも起こり得る」と言われたら、絶対に信じませんよね。しかし実際は、あなたが何らかの組織に属している限り他人事ではありません

この事件は、いわゆる日本の闇を象徴する出来事とも捉えられます。

今回は、悪質タックル事件を始めとした日本の悪式慣習を取り上げ、日本人の私でも日本が嫌いになってしまう7つの理由を解説します。ただし、あくまで主観的なものなので、「こういう意見もあるんだ」程度に思っていただければ幸いです。




嫌いな理由1:上からの指示に逆らえない組織文化




初めに紹介した例は部活動での出来事でしたが、これを職場に置き換えてみるとどうなるでしょう。

もしあなたが、上司から不正をするように命じられ、「これは会社命令であり、従わないとクビだ」と言われたとしたら、どうしますか?例えそれが犯罪行為であったとしても、実行してしまうのではないでしょうか?

もちろんそんなことは、滅多に起こることではありません。しかし過去に、誰もが知る大手企業による組織ぐるみの不正事件が発生しています。

2015年に発覚した東芝の不正会計事件。その原因の一つとして第三者委員会が取り上げたのが、「上司に逆らえない企業風土」でした。

当時の会長であった西田氏が、「営業利益の改善」を迫ったところから始まります。それも達成不可能なノルマを要求され、できなければ出世は絶望的となる追い詰められた状況に置かれた社員は、虚偽の申告(利益の水増し)をせざるを得なかったわけです。




東芝のような最大手の企業でさえ、こんな悲劇が起こるのだから、どの会社でもあり得ると考えるのが自然ではないでしょうか?

あなたは転職を余儀なくされても、上司に意見を言うことはできますか?転職に失敗し、時給1,000円のアルバイト生活&家庭崩壊という最悪のシナリオが脳裏をよぎったとしても。

嫌いな理由2:就職市場における劣悪な年齢差別




東芝事件のような上司からの無謀な要求を断れなかったり、会社の不正を見て見ぬふりしてしまうのは、ひとたび上司に逆らえば、人生が大きく狂わされる日本型社会システムに原因があります。

仮に、自分の会社が犯そうとしているどんな悪事を知ろうと、転職するのは容易ではありません。未だに、新卒一括採用や終身雇用制といった古いしきたりが当たり前のように遵守されている日本では、一度レールから外れてしまうと挽回するのは非常に困難です。

これが20代までであれば、いくらでもやり直しが利くかもしれません。しかし、40代になって転職しようと思ったら、特筆すべき実績を積んでいない限り、なかなか雇ってくれる企業に出会えないのが現実です。

つまり、どんな理由であろうと一度会社に盾突こうものなら、最貧困層に転落するリスクに晒されるのです。家族を失い、必要最小限の健康的な生活すら営めなくってもいいから正義のために行動しようという人は、よほどの使命感の持ち主でもない限り考えられません。

我が国の発展のために、古いシステムを見直し、労働市場の流動化を促進させる政策が求められているのではないでしょうか?

嫌いな理由3:生活保護受給が困難




日本の社会保障の中でも、何かとやり玉に挙がる生活保護制度。国民の間でも評判が悪く、『生活保護受給者=税金泥棒』という図式が出来あがってしまっています。そのため選挙においても、「生活保護費を大幅カット!」みたいな政策を掲げる政党が勝利を収めたりするわけです。

これだけ悪者にされれば、例え餓死の危険に瀕しても、生活保護を受けづらくなってしまうでしょう。また、役所の方でも色々と理由をつけては申請を断る水際作戦が横行しています。

生活保護基準を下回る生活水準の世帯のうち、実際に生活保護受給している割合を『捕捉率(ほそくりつ)』と呼びますが、日本の捕捉率は2割にも満たず、6割~9割の他先進国と比較して非常に低い水準であることがわかります。




非常に悲しいことに、生活保護を受けられず“餓死”してしまった事例も発生しております。




これでは、我が身の危険性を感じた貧困者による万引きや、自暴自棄によるテロ行為が頻発してもおかしくありません。

必要最小限の生活すらままならないこの国に、“先進国”などと名乗る資格はあるのでしょうか?

嫌いな理由4:働かざる者食うべからず信仰




日本には、働かない人を不良扱いする風潮が萬栄しています。

ニートはもちろん、何らかの理由で“働けない”人まで悪者扱いです。例えば、前の会社の過剰な長時間労働のせいでうつ病を発症してしまい働けなくなってしまった人にも、“怠け者”のレッテルを張る傾向にあります。精神的に病んでしまうのは「根性がないからだ」などと無理やり精神論に持って行くわけです。

その結果、長時間労働やサービス残業は当たり前、それに耐えられなくなった労働者による“過労死”が社会現象になっています。一方、就職に失敗した人は、未来に希望を失い自殺へと追い込まれていくわけです。

本来ならお互いに助け合いながら生きていく姿が理想なのですが、過重労働で酷使されまくっている現状では気持ちに余裕が持てず、心が歪んでしまっているのでしょう。

最近『働き方改革』なるものが叫ばれるようになってから、残業を制限する企業が増えてきたり、国を挙げて残業時間の抑制に取り組むようになりましたが、残念ながら状況はあまり好転していません。会社が「残業しなくていいよ」と言ったとしても、肝心な仕事量は変わらないため、時間内に仕事を終わらせられず、結局家に持ち帰って仕事をする羽目になるわけです。




それこそ、達成できそうもないノルマは放棄するのが最善策なのですが、「上司に逆らえない組織文化」では絶望的です。

これはもう、政治家や会社任せにせず、労働者一人ひとりが声を挙げないと何も変わらないでしょう。旧東ドイツで起きた、国民の一揆による『ベルリンの壁崩壊』のように、古いしきたりが崩壊されることを願っています。

嫌いな理由5:しらを切るばかりの権力者達




先に挙げた悪質タックル事件では、選手に反則を命じたことが明らかなのに、監督やコーチ陣は「指示を出していない。選手が解釈を間違えただけだ。」と誤魔化しに走りました。

国の関与が疑われる証拠となる資料や供述が次から次へと出てきているにもかかわらず、「私は全く知らない」と逃げてばかりの政治家達。

日本では「嘘も方便」ということわざがあるように、人をうまく欺いたものが勝ち上がるようなシステムになっているように思えてなりません。バレることなく騙し通した者が支配し、正直者が馬鹿を見る社会には寒気を覚えます。

嫌いな理由6:少数派を認めない




我々日本人は子供のうちから、「皆我慢しているんだから、あなたも我慢しなさい」「平均点を目標にしなさい」のように、周りの目を気にしながら生きていくことばかり教育されます。

結果、少数派の意見や行動が黙殺され、皆と違うことをすれば批判の目で見られるのです。いじめの原因も「皆と違う」ことにより生じます。このような同調圧力により一人ひとりの個性が奪われ、金太郎の飴のようなつまらない人間が大量生産されていくわけです。

中には、多数派に合わせられない人も一定数存在します。そのような人は、正社員になり、結婚して子供を持ち、マイホームを手に入れるといった生き方はできません。しかし日本においては、少数派が安心して暮らせるレールが用意されていないため、一旦レールから外れてしまえば、明日の食べ物を確保することすら苦労するような苦しい生活を強いられるのが現状です。

仕事においても、違法なサービス残業や健康を害するような長時間労働には、「皆我慢して働いているのだから、文句は言うな」で片づけられてしまいます。

また、仕事を覚えるスピードが他の人よりほんの少し遅いだけで、著しく能力が劣るとみなされ、自主退職を迫られるような職場も存在します。成長速度というのは人それぞれ違うわけですし、覚えるスピードは遅いけれども、その人にしかない特殊な才能が眠っている可能性も十分に考えられるのですが、個性というものは全く理解してもらえず、簡単に見切りをつけられてしまうのです。

「皆に合わせられないような人は、生きる権利すら認められない」ようでは、明らかな人権侵害であり、やがては世界から取り残されていくことになるでしょう。

嫌いな理由7:女性優遇社会




男性の私にとって、日本社会は女性に対するえこひいきが目立つように感じます。

例えば、女性専用車両、置換冤罪が有名どころとして挙げられますが、男性差別はそれだけに留まりません。

DV(ドメスティックバイオレンス)と言えば、昔は男性から女性への暴力ばかりが注目されてきましたが、近年その逆(女性から男性への暴力)も明らかになってきています。ところが、女性が相談に行けば親身になってサポートしてもらえるのに、男性の場合は取り合ってすらもらえないケースも多いです。

身だしなみにおいても、「女性は茶髪可なのに、男性は不可」という差別的ルールを未だに設けている職場も数多く存在します。

他にも例を挙げればきりないですが、男性にとっては非常に生きづらい国なのです。

ただ、このような女性優遇社会は、男社会の裏返しでもあります。事実、給与や昇進といった面では男性が優遇される傾向にあり、女性が責任あるポジションに昇進するのは非常に厳しいのが現状です。




男性は女性を大事にする傾向にあり、男性ばかりが上に立つ社会では、どうしても女性優遇が顕著になります。

責任ある地位に就く男女が同数になり、一刻も早く、真の男女平等を実現してもらいたいものです。

終わりに:これからの日本をどう生きるか?




最後に、この先日本で生き残っていくために重要な3つの行動を提起します。


1、生活保護の水際作戦には絶対に屈しない
2、上司の言いなりにならない
3、政治に関心を持つ


まず、役所がどんなに拒否しようと、法律で決まっている水準を満たしてさえいれば、絶対に受けられます。もし水際作戦の被害に遭った場合は、下記機関にご相談ください。




事実、ホームレスであろうと失業者であろうと条件を満たしている人であれば、裁判で100%勝訴しています。自分の命は自分で守らなければいけないのです。


2つ目は、上司の言いなりにならないことです。例え上司であっても、間違った命令は断固拒否しましょう。そして、合わない職場であれば、躊躇なく転職に踏み切るべきです。先に説明したように、イザとなれば生活保護がもらえるわけですので何も怖いことはありません。

これはあなたの幸せのためになるのはもちろん、日本の労働環境健全化のためにも重要なのです。労働者一人ひとりが声を挙げることで、真の働き方改革を実現しましょう。


3つ目は政治に関心を持つこと。

もし、一番上に立つ政治家に好き放題やらせてしまうと、自由な暮らしは実現しなくなるでしょう。生活保護や労働問題にしても、弱者の立場に立った政治家を当選させることで大きく改善することができます。当たり前ですが、国民のレベル以上の政治は生まれません

選挙に行くのは当然のこと、できれば日頃から政治に興味を持ち、勉強を重ねていきたいものです。我々国民が一致結束し、再び希望を持てるニッポンを取り戻そうではありませんか。


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