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介護のバイトは“きつい”だけでない!応募前に必読の4トピック

 
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私の体験や経験者へのインタビューをもとに様々なバイトの裏側を紹介していきます。
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近年、高齢化の影響もあり、介護業界はどこも人手不足に陥っています。そこで、重宝されるのがバイトの存在。「とにかく、短時間でもいいから働いてほしい」と考えており、求人数も多いです。

ただ、介護と言えば、「腰を痛める」「汚物処理がある」「忙しい」など、“きつい”感じがしますよね?

もしかしたら、「バイトだから、正社員のようなきついことはしなくていいかも」と思っている方もいるかもしれません。

そこで、「バイトと正社員の仕事内容に違いはあるの?」「資格なしで働けるの?」といった皆が気になるトピックや経験者の声を紹介します。


仕事内容

介護の仕事は、身体介助とその他の業務に分かれます。

身体介助は体の不自由なお年寄りをサポートしてあげる仕事です。具体的には、食事、入浴、就寝、排泄、服薬、歩行などを手伝います。

食事・・・一人で食事がとれないお年寄りにスプーンなどで食べさせてあげる
入浴・・・お風呂場まで連れていってあげ、お風呂に入れたり体を洗ってあげたりする
就寝・・・車いすからベッドに移動したり、起き上がるのを手助けする
排泄・・・便器に座る、移動する、トイレットペーパーを取るのを手助けする
服薬・・・薬を飲むことが必要なお年寄りのサポート
歩行・・・歩行が不自由なお年寄りには散歩の同行をする
その他・・・おむつ交換や移動時の世話など

身体介助以外の業務は、お年寄りの体に触れずにできる仕事です。施設の掃除、整理整頓、洗濯、シーツ交換やベッドメーキング、買物、調理と配膳、イベントの実施業務、話し相手になってあげる等です。

資格は必要?

上で挙げた仕事内容のうち、身体介助はヘルパーの資格が必要です。

そのため、資格のない人は、お年寄りの体に触れなくてよい業務に終始することになります。そのため、お年寄りを持ち上げたり、汚物処理などきつい仕事はありません。

当然、身体介助のできる人が重宝されるので、資格を持っているほが断然有利です。

例え無資格で採用されても、周りが忙しくあまり教えてもらえないかもしれません。資格も経験もなしに「いきなりやれ」と言われれば当然戸惑うでしょう。

応募するなら、資格を取っておくことをおすすめします。

正社員との違い・バイトのメリット

正社員はバイトと同じようにお年寄りの介護も担当しますが、その他に施設の運営やバイトの教育・採用といった管理業務もあります。

一方、バイトの仕事は、社員の指示に従ってお年寄りの世話や家事等です。

バイトは正社員と違い残業がありませんし、問題が起きたときも正社員が責任を持つので、ある意味、気楽な立場と言っていいでしょう。週2日、午前中だけなど、働きたい時間だけ働けばいいのもメリットです。

その代わり、給料やボーナス、昇給などの待遇面で正社員より劣ります。

経験者の声

きついこと

排泄交換時や、車椅子への移乗時、腰への負担がとても大きく、ベテラン職員さんに「力ではなくコツをつかむ事。」と教えていただきましたが、なかなかコツが掴めなかった事で毎日の腰痛が酷かった事です。
(40代 女性)

認知症状の酷い方だと、理不尽に怒られる事もあります。たまに暴力を振るわれる事もあるので注意が必要です。
(30代 男性)

慢性的な職員不足になってきているため、従業員一人当たりの仕事の量が多いです。そのため、高齢者と関わる時間より、作業をしている時間のほうが長くなってきています。
あとは女性が多い職場のため、いじめや愚痴が多く、井戸端会議みたいな場面が見られます。
(20代 男性)

やりがい

1番はやっぱり利用者様の笑顔と「ありがとう」の言葉が嬉しかったです。ご家族様が面会に来た時の嬉しそうな様子を見ると、職員は勿論ですが、周りの利用者様達まで嬉しそうに笑顔になり、私たち職員に若い頃のお話や、家族の話を沢山教えてくれる事です。
(40代 女性)

おむつ交換の仕方、排泄介助のやり方など、業務的な技術が身に付くのもやりがいのひとつですが、一番のやりがいは何と言っても高齢者の方の笑顔を見る事でしょうか。どんなに疲れていても笑顔を見るとこちらも元気が出てきます。
(30代 男性)

高齢者から、直接「ありがとう」と感謝の気持ちが伝わることです。
何か行為をした際にでる、高齢者の方々の笑顔や、感謝のことばがやりがいであり、一番のモチベーションとなっています。
(20代 男性)

失敗談

入浴が流れ作業のように次から次へと入るので、その日外出予定のある方の入浴時間をいつにするか、しっかり決めてからでないといけないのに、外出時間と重なり入れなくなってしまう事があったことです。
(40代 女性)

まだ介護施設で働き始めた頃の事ですが、上司からの指示でおむつ交換をしていました。当時、おむつ交換はした事もなく、一度教えられただけではなかなか理解ができませんでした。
おむつには前後ろが決まっているのですが、最初の頃は教えてもらったのに理解できておらず、何度も前後ろを間違えて着けてしまいました。
(30代 男性)

散歩に出かけていたとき、トイレに行きたいとのことで誘導し、目を一瞬話した隙に、転倒してしまいました。
ご本人は大丈夫とおっしゃっていて怪我も無かったのですが、「自身の見守り不十分であったな」と反省しております。
(20代 男性)

まとめ

介護バイトは力仕事が多く、腰を痛めたり、人手不足で忙しかったりときつい現場です。

それでも、「ありがとう」など感謝の言葉をもらえたり、素直に喜んでくれたりと、頑張った分だけ見返りも大きくなります。

初めの頃はかなり悪戦苦闘しますが、長く勤めていれば一人前の技術が身につきますし、仕事の楽しさを満喫できるようになるでしょう。

「人が好き」「お年寄りと気が合う」という方にピッタリの仕事です。

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