ピロリ菌除菌薬で便秘解消!原因を調べてみた

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ピロリ菌一次除菌後、薬の副作用による便秘と戦っていた私。そんな最中、さらなる追い打ちをかけるような宣告がなされたのです。

それは、一次除菌失敗のお知らせと二次除菌の案内について。つまり、二度目の抗生物質服用を命じられました。

ちょっと待った!一次除菌後の便秘すら治りきっていないのに、また抗生物質なんか飲んだら、今度こそ本当に致命的事態に陥ってしまうではないか?


不安でいっぱいの私は、医師に訴えました。

私「あのー・・・、実は除菌後に便秘になりまして」
医師「大丈夫です。除菌中に便秘や下痢が生じるのは仕方のないこと。そのまま止めずに飲み続けてください。」

全く意に介さない医師の言葉に抵抗する気力を失った私は、泣く泣く二次除菌を始めることに同意しました。まさか、あれだけ恐れていた抗生物質が便秘特効薬になるだなんて、どう転んでも信じられるはずはありませんでした。




いきなり快便が・・・

ピロリ菌二次除菌を決意し、抗生物質2種類と胃酸を抑える薬1種類を飲み始めました。一次除菌との違いは、抗生物質の一つがクラリスロマイシンからメトロニダゾールに変更されたことです。ところが、このメトロニダゾールが便秘解決の切り札だったのです。

除菌を始めて2日目の朝。猛烈な便意を感じてトイレに駆け込むと、一次除菌後からしばらくお目にかかれなかった快便が。驚きと嬉しさで飛び上がりそうになりました。

でもこのとき、ふと疑問が湧きました。

「待てよ。抗生物質は便秘の元ではなかったのか?」

便秘が悪化するものだとばかり思っていた抗生物質がなぜ逆方向の作用を発揮したのか、好奇心を抱いたので調べてみることにしました。

メトロニダゾールの効果

メトロニダゾール(別名『フラジール』)はピロリ菌除菌薬として有名ですが、もとは抗原虫薬として知られており、トリコモナス感染症という、トリコモナス原虫が膣や尿道、膀胱などに感染して起こる感染症の治療に用いられていました。

ところがメトロニダゾールには、別の治療にも用いられます。それは、潰瘍性大腸炎クローン病です。いずれも腸が悪玉菌に支配されてしまう難病で、一生完治することはないと言われています。メトロニダゾールがこれらの病気に有効なのは、悪玉菌を殺す作用があるためです。

参照:1日2食健康法『本当は怖い2日目のカレー

メトロニダゾールで便秘を解消できた理由

つまり、メトロニダゾールで便秘を解消できた理由は、私の腸を支配していた悪玉菌を退治してくれたからに他なりません。

一次除菌薬の抗生物質により、腸内細菌が死滅し腸内環境が悪化してしまいました。この際、特に善玉菌だけが大量に死滅し、悪玉菌が多く生き残ってしまった。

そこで、メトロニダゾールが腸内に生き残っていた悪玉菌を死滅させ、善玉菌にはあまり大きな影響を与えなかったため、ちょうど一次除菌の副作用を打ち消す方向に働いてくれたのだと考えられます。

メトロニダゾールは、同じピロリ菌除菌薬であるクラリスロマイシンとは異なり、腸内の悪玉菌を優先的に取り除いてくれるので、お腹に優しい抗生物質というわけです。

まとめ

メトロニダゾールを服用をしたことで、便秘解消だけでなく、ピロリ菌除菌にも無事成功しました。

クラリスロマイシンは耐性を示す人が多いことがわかっているのだから、「初めからメトロニダゾール出せよ!」と思わず愚痴ってしまいました。一次除菌治療は、「便秘になるわ」「除菌はできないわ」で災難以外の何物でもなかったのですから。

でも、ピロリ菌治療でクラリスロマイシンから始めるのには理由があるのだと思います。例えば、一次である程度ピロリを死滅させておくことで、二次除菌を確実に成功させるとか。いきなり二次からスタートさせて失敗すれば、選択肢がなくなってしまうからとか。

とりあえず、ピロリ菌が無事に除菌できたわけだから何も文句はありません。


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